2012年12月22日土曜日

八ヶ岳 南沢小滝

2012/12/22(土)雨
 メンバー:大木場、牧野、柳澤夫妻、神谷

阿弥陀岳北稜の予定でしたが、美濃戸口の八ヶ岳山荘で仮眠をして出発するときには、雨!
朝合流する予定の神谷さんは、八ヶ岳山荘に到着する前のアプローチで雪の為車がスタック、親切な地元の人に山荘まで送ってもらい 6:00頃到着する。電話をもらっていたが、ぐっすり寝ていたので気付かず悪いことをしてしてまった。

美濃戸の駐車場に到着しても雨が降り続き、私はすっかりやる気を無くしていたが 大木場さんは傘を差し、行くことを主張する。1時間程うだうだしていたが、ここまで来たら登るだけ登ろうと自分を納得させ出発する。一本立てた時、大木場さんから南沢の小滝でアイスクライミングの経験をしてもらおうと提案があり、北稜に行ってもこの天気では耐寒訓練にもならないので変更を決定する。

スクリューもなくバイルも大木場さんの1本だけなので、南沢小滝を捲いて上部からトップロープをセットする。大木場さんのレクチャーの後、バイルとピッケルを使い各自2回上り下りをする。滝はつらら上の氷を水がしたたる状態だったが、びしょびしょになりながら貴重な経験をしたと思う。神谷、柳澤高は力強く登っていた。

美濃戸の駐車場に着いてスパッツをとると、ローバのプラブーツが両足とも割れていました。早く買わなくてはと思ってはいたのですが、今日まで来てしまいました。長い間お世話になりました。

2012年12月9日日曜日

八ヶ岳 裏同心ルンゼ

2012/12/9 小雪
メンバー;平石、武藤
 今年初めてのアイスクライミングに行って来ました。
事前に調べた天気予報では午前中は晴れマークだったのですが、美濃戸の駐車場から小雪、寒さは一段と厳しくへこたれました。加えて平石さんが歩き出しからすごいスピードで歩くので、ゼイゼイ、ハアハアしながらもどんどん離されてしまいます。赤岳鉱泉まで約2時間寒さ(零下20度くらいの体感)と疲れですっかり自信を無くしてしまいました。

 裏同心ルンゼは技術的には易しいのですが、体力がついて行きません。トレーニングの強化をしなければと痛感しました。それと出発準備の順序を忘れています。ザックのパッキング、何を着るかとその順番、全て忘れていました。

裏同心ルンゼを登り、大同心稜を下山

2012年12月6日木曜日

ピサ~フィレンツェへ

ホテルの朝食はパンとチーズとハムにコーヒーだけ、何となく味気ない。午前中はバスでピサの斜塔に行く。

手の位置が悪かった
また相変わらずの雨の中の観光になる。イタリアはスリが多いと聞いていたが、子供ずれのジプシーの女性がいつの間にか近寄ってきて、ガイドさんの注意の声にさっさと逃げて行った。
 

ピサの斜塔では 天辺まで何となく傾いた大理石の階段で登る。




 
ピサから再びバスに乗ってフィレンツェへ向かう。まずは、フィレンツェの街を一望するミケランジェロの丘に登る。

古い街並みが素晴らしい。この後レストランで「きのこのパスタ」を食べる。


 

2012年12月3日月曜日

ベニス



2012/11/27(火) 雨

ベニス観光の日 メストレから端を渡りサンタ・ルチア駅近くの桟橋からボートでベニス島に上陸する。現地のガイド、アントニーオいかにもイタリア人らしい素敵なおじさんが現れ、巧みな日本語で案内をしてくれる。

 
ベネツィアングラスの工房(ムラノ)では、職人(匠)があっという間に馬を作り出す。
その他、駒のような道具を使って作る、レースのショッピング
サンマルコ寺院に入場してモザイク画などを鑑賞する。
最後に自由時間を使って ゴンドラで30分運河から町を見学する。


ドゥカーレ宮殿前のゴンドラ発着場
リアルト橋
昼食は イカ墨スパゲッティ
夜は ミネストローネとポークグリル

ミラノ

2012/11/26 ミラノ 雨

イタリア初日はミラノ観光
最初に訪れたのは、スフォルツェスコ城 
ビットリオエマヌエレ2世アーケードでは、豚の大事なところを踵で踏み、一周できると願いがかなうというのを体験する
ドゥオモ イタリア最大のゴシック建築

イタリアへ出発

2012/11/25(日)
 成田からKLMオランダ航空でミラノに向け出発
アムステルダムで乗り継ぎ、ミラノ到着、バスで今夜の宿泊先
「BestWestern ゴルフ」着 19:39

2012年11月20日火曜日

雪標祭

2012/11/17-18 奥多摩氷川キャンプ場で恒例のお祭り

土曜日は強い雨が降り、寒かったがバンガローは15名の参加者で盛り上がる。
献立は、豆乳鍋、水炊き、新しいメニューとして韓国料理のチジミの3種類、他に餃子、さしみ、サラダと豊富な料理がそろった。ビールロング缶24本、普通サイズ24本、焼酎1升、日本酒720ml2本と飲みきれないほどの飲み物も並んでいる。

みんな酒がまわったころ、平石さん司会で「プレゼント交換」が始まる。抽選番号が読み上げられ、当たった人がプレゼントについている手紙を読み上げ、披露する。私が当てたプレゼントは「広口の折り畳み式水筒(3リッター)」でした。大いに盛り上がり何時に寝たのかわかりません。

翌日は、三の木戸の岩場で、懸垂下降時の仮固定と2/1、3/1引き揚げの訓練、最後に2本課題を登り終了する。

2012年11月16日金曜日

天王岩

2012/11/16(金)晴れ
 今日も平日クライミング 朝の仕事を終えてから出発し、五日市でめさんと合流、バスで曽利郷橋へ11:30頃岩場に到着。
 先行は2名1パーティーだけ、クラックジョイを登っていたので、下の岩場でアップ

め、「ちいせみ」5.8 OS    よ、「つゆしらず」5.9 OS
め、「つゆしらず」5.9 OS   よ、「クラックジョイ」5.9 RP

昼食タイム

め、「クラックジョイ」5.9 RP  よ、「ノーリー」5.10b/c RP
め、「サンコウチョウ」5.10a x よ、「サンコウチョウ」5.10a RP
め、「サンコウチョウ」5.10a RP よ、「鬼太郎音頭」5.10b/c RP
め、「鬼太郎音頭」5.10b/c x  よ、「ドロボウカササギ」5.11a RP

16時過ぎ暗くなり始めたので終了、バスの時間が中途半端だったので「瀬音の湯」まで山越えの道を歩き、のんびり温泉につかり十里木16:28のバスで帰る。

朝から快晴であったが、岩場は陽がささず登っていないと寒くなるような陽気だった。ただ平日は空いているので十分楽しめた半日だった。

2012年11月11日日曜日

古賀志山

2011/11/10(土)天気:快晴

2回目の古賀志山、朝の高速は順調で、麓の駐車場に8時頃到着する。前回は渋滞で到着が遅かったせいか岩場はクライマーであふれていたが、不動滝エリアには、まだ誰も来ていない。

前に来た時、すっきりした壁だと感じた所にある「競技会ルート」に、人が来る前に登りたいと思っていたので、さっそく取り付く。

【不動滝左フェース】
め、「競技会ルート5.9」OS
よ、「競技会直上5.10a」OS
め、よ、「粉屋の娘さん5.9」意外と悪い
め、よ、「ウルトラマン・フェース5.9★
よ、「ハートブレイカー5.10c★★」OS
【不動滝右フェース】
よ、「アルコハイマー55.10c」OS
め、よ、「アルコハイマー35.10a」テン山、悪いので上部は隣の「アルコハイマー25.9」に逃げる
・・・・ここのグレードは辛い、5.9で登れなかったことは最近なかったが、前日の河又に続き最悪の状態、意気消沈して

【マラ岩】
め、「ワイワイ5.9」
よ、「ジョーカークラック5.10c★★」テン山
  はじめ隣のジョーカーフェイスを5.10aとすっかり思い込んで(本当は5.11a)取り付いたのが、悪い悪いなんでこんな悪い10aがあるのか?やっぱりここのグレードは辛すぎる・・とクラックに移って何とか終了して戻り、めさんと確認しているとき間違いに気付く。
め、よ、「マラ岩クラック5.9★」ここもワンテン入ってしまった。めさんは、途中で敗退。

薄暗くなる頃、撤収、せっかく用意してきたカップ麺やコーヒーを作ることもなく、打ちひしがれて帰ってきました。

河又の岩場

2012/11/09(金)

再び、山ノ神に頼んで平日山行、とはいっても毎日が日曜日の生活をしているので違うかな?天気と山ノ神のご機嫌を伺いながらのクライミングです。

朝の仕事が終わってから車で出勤、アクセス問題が取りざたされているのでしっかり調べて、弁天河原の駐車場に駐車する。お昼頃コウモリ岩に到着、1パーティー3名が登っていました。お湯を沸かしカップ麺を食べてスタートする。

先週の調子が良かったので、5.11入門の「大五郎5.11a」のRPを目標にする。

初めに 「いきのいい奴5.10a★」でアップ、
続いて 「ミヤザキミドリ5.10a★★」
10aからいきなり11aはちょっと自信がなかったので、

となりの 「大将5.10c★★」を登ってからと取り付く。
ここではまってしまった。一段登ってからのトラバースがどうしても出来ず、何回となくテンションをかけながら探る。やっとクリアしたが、バンドに立ち上がり上のコルネを取った所で力が尽き、5回くらいトライしたがRP出来ず時間切れとなってしまった。
スタンスが滑りそうで決まらず、手に頼ってしまうのでパンプしてしまう。もう一つは、ピンチ持ちが苦手、コルネをつかむ登り方が出来ないこと。鍛えないと!!

2012年11月5日月曜日

甲府幕岩

2012/11/04
久し振りの幕岩、大勢のクライマーが集まってきた。
陽のあたる場所はぬくぬくと暖かかったたが、日陰では冬の近付いていることを身に知らされる。
 クライミングが続いているからか、調子がすこぶる良かった。湿度が低く乾燥していることもあるのだろうが、ホールドに指が吸い付くようで思うようにすんなりと登る事が出来た。

登った課題
 動物がイッパイ 5.10b 短いが5.10bとは思えない悪さだった
 木の実がイッパイ 5.10c 
 ダーティークライマーズ 5.11b★ 1回目核心部でガバを飛びついて取りに
               行きフォール、落ち方が悪く、小指を切ってしまう
 キルト 5.11bc★★ HさんがMSRDした後、トップロープでノーテンションで登れた
 ダーティークライマーズ 5.11b 2回目の挑戦で核心部のムーブを確認しトップアウト
 岳でキョン 5.11c トップロープでノーテンション

動物がイッパイ


 

2012年10月31日水曜日

天王岩

山ノ神に頼んで、宿題を片付けに天王岩に行って来ました。
いつもの通り、クラックジョイと勉太郎音頭でアップののち目的のどろぼうカササギに取り付く。
核心部で恐怖感がありテンションを入れてしまう。
しばらく休んで、2回目、その前にガイドさんが登っているのをしっかり見て、挑戦。ワンポイント今まで使ったことのない右手のホールドを使うと苦しいが何とかガバを取る事が出来、レッドポイントできた。

その後もう一度マスターで再トライする。核心部は練習したムーブで通過、最後の所で少し危ない状況になったが、クリアできた。

振り返ってみれば、最初にトライしてから、もう10年になろうとしている筈だ。今月の再挑戦から5便目でやっと登れたことになる。長かった。うれしさひとしお、続けて頑張るどぉ~。
 


 

2012年10月28日日曜日

古賀志山

2012.10.27(土)
 宇都宮市古賀志町にある古賀志山に行って来た。
当初奥多摩の天王岩の予定だったが、岩場が小さいので参加者が多いと楽しめないかと思い変更した。



牧野さんの新車(トヨタ・アクア)を出してもらい、明大前6時集合、出発、清瀬組と蓮田SAで合流する。東北道は、事故渋滞?かノロノロ運転が続き到着時間が心配になる。日光方面の紅葉狩り観光の人が多いと思われる。

古賀志山の麓にある小スペースの駐車場はすでに車が停まっていて最上部の駐車スペースからのアプローチとなる。林道をしばらく下り、杉林の中を登って不動滝エリアに着くと大勢のクライマーが登っている。

以下名称、グレードは「関東周辺の岩場」1999年版による

「不動滝左フェース」 
 一般ルート Ⅳ+★★にトップロープをセットする。
 粉屋の婿さんルート 5.8 目 OS、 
 一般ルート Ⅳ+★★ クラック沿いの凹角ルート 
 一般ルート Ⅲ+★★ 隅田、柳澤高、柳澤悦、牧野もリードする

「不動滝右フェース」
 新人クラック Ⅴ- ★★ 目(核心越えた所まで、次の人に譲る)、牧野(終了点手前まで)
                 隅田 TRをセット
 凹状フェースルート Ⅴ★ 目リード テンションは入ったが、トップアウトする。
             丁度ハイカーさんが見物しており 完登に対して盛大な拍手が送られる
 ドライアイスセンセーション Ⅴ+★★★ 吉岡登った後、目が終了点手前まで

 今回は、新人さんを含め参加者が多かったので、新人には多くの課題を経験してもらい、経験者にはリードクライミングを経験することを目標にした。
 新人は、5.8クラスは何とかトップアウトできたが、5.9になると難しいようだ。みんなだいぶ悔しがっていたので、さらに練習をしてくれると思う
 経験者には、レッドポイントのグレードを上げるよう今後に期待したい。

岩場は、アルパイン向きのルートがあり参加者には手頃なゲレンデだった。薄暗くなる16:30頃撤収した。


2012年10月21日日曜日

つづら岩

 
2012/10/21 奥多摩 五日市・つづら岩

 つづら岩で岩登り訓練、登山靴で3点支持を守って登る。新人も増えてきたので、基礎の徹底を図るため実施。

 新しい人は、登山靴で登ることに慣れていないのか、手に頼って足元を見ないので壁にへばりつくようになり 余計怖くなって登れなくなる、という悪循環になっている。



 つづら岩は千束から急登で2時間かかる。五日市7:40のバスで入り岩場で練習する時間は 5時間位、アルパイン・マルチピッチの練習には、空いていることもあり良いと思う。

2012年10月14日日曜日

天王岩(涅槃岩)

 先週の有笠山での調子が良かったので、天王岩でかねてから狙っていた
どろぼうかささぎ 5.11a を目標に行って来た。

結果は、敗退 宿題になってしまった。

電車とバスを使って岩場に9:00到着。まずはコーヒーを沸かしてリラックスする。アップは「クラックジョイ5.9」続いて「勉太郎音頭5.10c」と順調に登る。
この頃ガイドさんパーティーがどっと現れる。

3本目に目的の「どろぼうカササギ」に取り付く。前半は易しい、中間部で充分レストして核心に突入、あっさり撃退。何とかトップアウトはする。

次に若い人が登っていた「八月革命5.11b」に取り付いてみる。途中2テンしたが、トップアウトできた。前々回の柴崎ロックあたりから5.11台が何とか射程範囲に入ってきたことを感じている。

再び2回目の「どろぼうかささぎ」 1本目は、左から核心に入って行ったが、今回は右側から入って核心部を登る。1テンで核心をクリアできた。

昼飯を食べ3回目を狙っていたが登っているので、「八月革命」を再トライするが、スタミナ切れで途中で敗退する。

2回目のトライで次は行ける!と確信し、最後のトライの為休憩をいれ、3回目の挑戦、しかし核心で5m程のフォール。ここで本日の挑戦は終了した。

2012年10月11日木曜日

有笠山

 
2012.10.10(水) 天気;曇り

YFクラブのイベントに参加して、有笠山の偏屈岩で平日のクライミングを楽しんできた。

登った課題
 ハローミッチェル5.10a
 ねずみ返し5.10b
 有笠登頂888 5.8
 カプセルホテル5.10c
 掟破り5.11a★★★ 1便目トップロープで登り、2便目でレッドポイント
 低姿勢 5.11b トップロープ 1便目は目いっぱいで腕がパンプしたが、
           帰り際に2便目を出した時はパンプもせず楽に登れた。
           いつか再び訪れたらレッドポイントをしたい。

今回は柴崎ロックから一日あけてのクライミングだったので すこぶる調子が良かった。




2012年10月9日火曜日

柴崎ロック

2012.10.8 秩父 柴崎ロック W/平石

 
 3連休いまいち天気が悪い所、最後の1日を選んで秩父の柴崎ロックに行った。行は世田谷から2時間丁度で到着する。近い、そして一日中貸切という恵まれたゲレンデだった。 石灰岩の岩場で暗いという話だったが、この日は晴れ間もあり時々日がさすので思いっきり楽しめた。

のぼった課題
 エントツ 5.9★★ 
 ウォーミングフック 5.10a
 スーパークリップ 5.10c★ 
    中間部のスローパーはつるつるで使えず細かいホールドを拾って登る
 うるしぎ 5.11a★
    お買い得の11aというので頑張ったが、オンサイト成らず、2便目でRP
 おちこぼれ 5.11d
    平石さんがRPを頑張っている途中でトップロープで登らせてもらう
 ためしてガッテン5.10d★★
    出だしが悪くワンテン入ってしまう。正対で登ったが、違うムーブがあるのだろう

柴崎ロックは2回目、前回来たときに 優等生5.11cを登っているのを見て”かっこいいなあ”自分も登れないかなと狙っていたが、まだ資格なし。


エントツ

2012年9月30日日曜日

9月に読んだ本

「神様のカルテ2」 夏川 草介  2012.9.16
登場人物:主人公あ=栗原一止(イチ)松本の病院の内科医 妻=榛名(ハル)写真家
       大狸先生、古狐先生、タツ、東西看護婦、
 ずいぶん泣かされました。こんな恵まれた人生があるのでしょうか?あやかりたくはないないけど 何処かにあると思えばなごみます。

「ふがいない僕は空を見た」 窪 美澄 2012.9.14
  自宅で助産婦を営む母と高校生の息子が主人公
息子は、助産婦をする母を見て育ち、出産の実態に接し女性を何となく理解する。人妻とのコスプレセックスにはまりながら それがもとでウェブ上で暴露され苦しい立場になるが、友人、母の理解に助けられ立ち直って行く。その中で出産、赤ちゃんの誕生に向かう女性を通して 人が生まれた時の純粋な感動を忘れてはいけない、と言っているような気がした。

「 花咲小路四丁目の聖人」小路 幸也 2012.9.24
 26歳になる郊外に住む女性が主人公、イギリス人の父とすでに亡くなった日本人の母の間に生まれ、その父は昔イギリスで「Last Gentleman-thief"SAINT"」として活躍した大泥棒 郊外の寂れた商店街を舞台に、巻き起こる事件に挑んでいく。

「ラプソディ・イン・ラブ」小路 幸也 2012.9.27
 往年の名優、笠松 市朗と名女優の子として生まれた園田準一、また母親の違う弟岡本 裕とその婚約者、全て俳優の関係者が、準一の生まれた家に集まり、家族として父の最後の作品として映画を撮影する

湯檜曽川・大倉沢

 湯檜曽川本谷を一泊で予定していたが、台風の影響で2日目の天候が不安だった為、日帰りの沢という事で 大倉沢に変更した。滝の数が多く、登り方もいろいろ工夫しないと登れないので楽しい沢登りとなった。ただ滝が多すぎて日帰りとしては、かなり時間がかかってしまい下山の白毛門山からはヘッドランプでの行動となってしまった。


魚止めの滝

白樺沢上流の滝
左側を胸まで浸かって取り付く
 


うなぎ淵の通過、前回は泳いだところだったが、胸までで通過できた。吉岡は、左岸をぬれずに通過


十字峡、大倉沢出合を望む
出合には最近転落したと思われる鹿の死体があった

40m大滝:左岸から登り、上部は水流に近ずいて登る

ナメ滝 3段12m

二俣 2段15m




3mCS滝 泳いで滝の水流を登る予定だったが、ホールドがつるつるで失敗、
吉岡は、濡れるのがいやで左岸を直上してハーケンを打ち、怖いトラバースをして通過する。


きれいなスラブの滝が続く

上流部に入っても釜を持った登り辛い滝がドンドン現れる

奥の二股から源流部になり 見上げるともう少ししたら紅葉が始まりそうな気配だ
左側のコルを目指してなるべく草原を選びながら登るが、最後は笹と石楠花と灌木の中を30分ヤブコギ

16:10頃 やっとヤブコギから解放される
その後は 辛い下山が待っていた。白毛門からヘッドランプでの行動になり、20:30頃東倉沢出合の駐車場に到着する。疲れすぎたので駐車場でテントを張り、翌朝帰京した。

2012年9月19日水曜日

2012/9/19

9月11日に泳いで以来1週間ぶりにスイミングに行って来た。1週間空くとやはり身体が重い。通っていれば200m位泳げば腕も楽になってくるが、最後まできつかった。

どうしても左肩に力が入って辛くなり続かなくなる。いつもは200mピッチで泳ぐが、今日は、100mがやっとだった。左肩だけが疲れるということは、余計な力を使っているという事。どこが悪いのか色々試してみるが、良く分からない。息継ぎのときの腕の上げ方が悪いのかも?

2012年9月17日月曜日

冠着山 ボコダキ岩

2012/9/16(日)
 メンバー:平石、目
3連休の中日の前夜発日帰り 坊城平で仮眠
混雑が予想されたので、何時も空いているボコダキ岩に決定、天気も東京方面は不安定だったようだが、一日中晴れて涼しい風が吹いて快適だった。
朝9時ころから登りはじめる。

Eボルダー: オー・ルージュ 5.10a 再登
ツタエリア: 清酒マサムネ 5.10d TR 平石リード
Aボルダー: カサブランカ 5.10b 再登
        石の華 5.10c 再登
坊抱き岩:温泉フェイス右 無名ルート 5.10a 再登
       温泉フェイス 5.10d OS フェイスというよりリッジを登る。見栄えもして良かった
       ピナクルダッシュ 5.10c/d TR
温泉フェイス 5.10d


2012年9月14日金曜日

ジム

 昨日9月に入って初めて経堂のセルに行って来た。ホールドがリニューアルされたので、いつもの2時間ではなく1日券での練習だ。黄色7~8級を1番から全て、緑5~6級も順番にトライした。
しかし緑4番でオンサイト中断、6番以降は順調にいき、最後の最後で漸く緑4番を完登する。手足限定の青5~6級、茶色4~3級も何本か登る。手の皮が赤くなり久しぶりに長時間?やったので疲れて夕食後8時には就寝。

2012年9月10日月曜日

奥秩父 大常木谷

2012年9月8日~9日 奥秩父 大常木谷
 同行者:平石

 今回は、沢登りの要素すべてを楽しんだ。
泳いだ、滝を登った、魚を釣った、焚き火、そして酔っぱらった。
天気予報はちょっと不安だったが、幕場に着いてから少し降った以外雨には遭わなかった。

 一之瀬林道の下降点で迷ったが無事一瀬川に下り、大常木谷出合までは遡行図で見たより長く感じた。

すぐ最初のゴルジュ、胸まで浸かって釜に浮かぶ2本の倒木にまたがり突破する。

ゴルジュの最後に五間の滝8mが釜を控えて落ちている。左岸に長いシュリンゲが垂れているが、ホールド、スタンス共豊富で簡単に登る。

次に現れるのが、千苦の滝25m、離れてみると大きさに圧倒されるが、中段までは歩いて登れる。滝の落ち口を越すところが濡れてハングしているので核心だ。



 
 
無事クリヤーして 続くは山女魚淵約25mの瀞。 ガイドブックには、胸まで浸かるとあったが、背が立たない。荷物が重いので泳ごうにも全く進めない。仕方なく空身で泳ぎ途中から左岸に垂れているシュリンゲを使い落ち口に立つ。そこから早川淵のゴルジュを抜けた所で 昼飯のソーメンを茹でてすすりこむ。
 
 昼食の後は、釣りタイム。小さな魚が走るのが見えてたので、期待が持てる。何投目かでヒット。
パーマークのはっきりした「山女魚」かな?胴回りが太く口が大きいので違うかも。
 
 
さらに釣りあがると、左岸が崩壊して岩でせき止められた プールのような所に20cm前後の魚が10匹以上泳いでいた。さっそく毛鉤を投げ入れるが、チラッと餌を見てそっぽを向いてしまう。二人で交互に挑戦するが、全く同じ状況であきらめる。ここで竿を仕舞って沢登りに専念する。
 
不動の滝を超えるとしばらくして河原になり、途中薪もそろった良いテン場もあったが、予定通り会所小屋跡まで登って泊りとする。先行パーティー2名がすでに焚き火をしていた。
 
 場所が広いので隣にテントを建て、焚き火を始めるが、良い材料が集まらず苦戦する。最後は平石さんの持ってきたバーベキュー用の着火剤を使ってやっと安定した。
 
 さぁ宴会の始まり。ビールで乾杯、豚肉のステーキ、牛肉で焼き肉、鶏肉と肉尽くしで酒が進む。平石さんのきゅうりと茄子の浅漬けもおいしい。釣った魚も遠赤外線効果で程よく焼けておいしくいただきました。
 
 
 





2012年8月30日木曜日

2012/8/30ジム

  今日暑い中冷房の効いていない「セル」(失礼!)に行って 今まで何度トライしても登れなかった緑11番を落とす事が出来た。足の振りでカウンターバランスを取るやり方をマスターしていなかった。それにしても汗だくで登るのも気持ちが良い。
「岳」17巻を最後に見て帰ってきた。

 それと今日気がついたけど、毎日アルバイトに自転車で通っている成果が出てきたかな?と感じた。 自転車をこいでいるときの疲れがなくなってきた。スイミングもそうだけど毎日続けていると疲労感が薄れてくる。この成果が山に行ったときにどれ位出るか だと思う。

2012年8月28日火曜日

奥秩父 釜の沢東俣

8月25日(土) 晴れ
 大学時代の友人と42年振りに再び釜の沢東俣に行って来ました。
 鶏冠谷の出合では、飛び石伝いに東沢を渡れるほど水量は少ない状態でした。ホラの貝のゴルジュも水量がなく多分楽しく登れるのではないでしょうか。翌日広河原の上で、お母さんと息子のパーティーが、ホラの貝を登って追いついてきました。因みにお母さんは沢登2年目、息子は2回目ということでした。

 山ノ神で沢靴に履き替えバシャバシャと行きますが、渡渉もすねまでで楽ちんです。東のナメで写真を撮ったり、西のナメで滑り台をして遊ぶ女性を眺めたりとのんびり進みます。
 釜の沢出合のすぐ上にある魚止滝は、出だしのスラブがつるつるなので、ザイルを出してゴボウで登ってもらいます。これを越すと、千畳のナメが続きます。相変わらず素晴らしいスケールと景色を堪能します。
 


東のナメ

魚止めの滝


千畳のナメ
 

 両門の滝は、西俣と東俣が大きな滝を落とす珍しい?くなくとも、そのスケールはまた千畳のナメと違った素晴らしさを持っている。左岸を捲いて行くが落ち口よりさらに高いところまで登ってから水流に戻る。続いてヤゲンの滝、支流との間にあるリッジを登り捲く。

両門の滝


 ここを越すと広河原に出ます。広河原に入ってすぐ大勢の人がキャンプをしているので、しばらくテン場を探しながら登り、丁度良い広さと水に恵まれたスペースを発見。焚き火用の木も豊富にあります。 今回は沢なので、2~3人用テントのフライシートとポールで設営。テントと同じように空間が保てるのでタープより安心できます。

 さっそく、ビールで乾杯、自分が食事の担当で準備してきたのですが、相棒が出してくる豚肉の1枚200gステーキ肉4枚、鳥のモモ2本、焼き肉、と肉だけで満腹になり用意してきた食料は全く手つかずで残ってしまいました。焚き火を見ながらのんびりして、まだ明るい18時頃就寝。ビールのロング缶一本ではこれ以上時間が持ちませんでした。

8月26日(日)
 たっぷり10時間以上寝て4時15分起床。朝一杯のコーヒー、朝食はソーメン改め冷やし中華、茹で卵とハム、キュウリをのせて食べました。
  今日の登りは、水量が少ないので沢靴をしまい、運動靴で行きます。昨日と比べ見どころも少なくひたすら上を目指して登ります。甲武信小屋に10時半頃やっと到着、ビールで完登を祝います。今回の目的は釜の沢の遡行という理由で、甲武信の山頂には登らず、11:20頃小屋を出て近丸新道から徳ちゃん新道を通って西沢渓谷駐車場に下りました。


 帰りの温泉は、窪平温泉保養施設「花かげの湯」500円也。中央道は、相変わらず渋滞中 笹子から小仏トンネル 35km。先週より長い渋滞でした。

2012年8月22日水曜日

2012年8月夏山合宿 剣岳

8月16日から8月19日まで剣岳に行って来ました。

 予定では、ハシゴ谷乗越から真砂へ入山、八ツ峰下半から上半部を登り池谷乗越、チンネ左稜線を登り真砂、ハシゴ谷乗越から下山 というものでした。
 天気予報では週の前半が悪いということで、予定を変更して後半にしましたが、実際は前半の天気は良く、後半は不安定な予報となりました。そんな不安を抱えながらの入山となりましたが、「天は我々に味方」してくれました。

 
8月16日(木)
  猛暑の中、予定通り黒四ダムから真砂沢キャンプ場に入山し、ヒュッテで仕入れたビールで乾杯! 今回アルコールは現地調達。(金で済ませるものなら荷物は軽い方が良い) ただし、ヒュッテにも50本の在庫しかなく いつ補充されるか不明?との不安にさせる状況でした。

8月17日(金)
 八つ峰縦走の為、3時起床5時出発の予定を少し遅れて5:20頃出発する。長次郎雪渓からⅠ、Ⅱ峰間ルンゼの雪渓を順調に登り、ヒュッテの人が悪いかもと言っていたシュルンドも難なく越える。


 しかし、その先のスラブと草付きのルンゼが長かった。テントと登攀用具を持っているので、なんと記録では小一時間でコルまで登れるというところを 2時間半位かかってしまった。Ⅰ峰往復は疲れてカット。


 コルからは、岩稜を登ってはケンスイを繰り返す行程が続き、Ⅴ峰のケンスイを終えてⅤ、Ⅵのコルに着いたのは14時頃になっていました。目の前で熊の岩のキャンプ地が呼んでいます。上半部は諦めて熊の岩のオアシスへ直行です。上半部を昨年登っている平石さんは、これで八つ峰完登です。














 熊の岩のキャンプ地は、雪渓と岩に囲まれた素晴らしい環境です。前から目にはしていたのですが、これほどの場所とは思いませんでした。真砂から八つ峰経由で持ち上げた ビールの味は、また格別です。


8月17日(土)
 今日は、チンネ左稜線を登り、熊の岩のテントを撤収して真砂に下りるという 長い行程なので3時起床5時出発と予定通りの行動となる。
池ノ谷乗越まで雪渓を約30分で登り、池ノ谷ガリーを下って三の窓まで約1時間強で到達する。雪渓をトラバースして左稜線に取り付いたのが 7:00。


 平石さんが前回奇数ピッチを登ったので今回は偶数ピッチ、奇数ピッチは、目さんと吉岡が交代で登ることにする。
 浅い凹角からスタートし、リッジ、フェイスと何ピッチ登ったのか?良く覚えていません。特に難しい所はありません。所々にある水平のナイフリッジは、高度感があり傾斜の強い登りより不安定で悪く感じました。


ルート中の核心部、少しハングしたピッチを目さんが挑戦しましたが、核心手前での登りに不安を感じて、悪いけどロワーダウンしてもらいました。前回平石さんが登っているので吉岡がリードします。しかし調子に乗って登りすぎ、50mザイルが足りなくなり(途中で切るべきでした)、5mほど確保地点を上に登ってもらいました。ランニングビレーもカラビナが足りなくなって ランナウトぎみとなってしまいました。(反省) 丁度私が登っている頃、雷雲が発達してきて「昨年の二の舞か?」と下では心配していたようですが、雷にも遭うことなくしばらくすると青空が戻ってきました。

 そこからナイフリッジを3ピッチほど登ると終了点のチンネの頭に到着。(15:00頃) 約8時間の登攀時間でした。
 頭からしばらくクライムダウンしてケンスイ1回で池ノ谷ガリー上部に着く。長次郎雪渓を下り熊の岩のテントに戻ると見た顔が隣のテントにある。どんぐりの柳瀬さんです。明日チンネに行くそうです。
テントを撤収してまだ明るい18:30頃真砂沢に到着、さっそくビールを仕入れに行きましたが、心配していた通り売り切れとなっていました。でも日本酒もある、まっこりもあると不自由はしませんでした。

8月19日(日)
 朝ゆっくり起きて、キーウィーとお茶でまったり、特製のざるもどきで冷やしたソーメンを食べる。
はしご谷乗越から内蔵助谷をなるべくゆっくり歩いて下ったが、暑いことに変わりなし。内蔵助谷出合からは少し雨に降られたが、傘でしのぐ。バス停までの30分の登りは雨上がりのむっとした空気の中を我慢して登りきる。