2012年9月30日日曜日

9月に読んだ本

「神様のカルテ2」 夏川 草介  2012.9.16
登場人物:主人公あ=栗原一止(イチ)松本の病院の内科医 妻=榛名(ハル)写真家
       大狸先生、古狐先生、タツ、東西看護婦、
 ずいぶん泣かされました。こんな恵まれた人生があるのでしょうか?あやかりたくはないないけど 何処かにあると思えばなごみます。

「ふがいない僕は空を見た」 窪 美澄 2012.9.14
  自宅で助産婦を営む母と高校生の息子が主人公
息子は、助産婦をする母を見て育ち、出産の実態に接し女性を何となく理解する。人妻とのコスプレセックスにはまりながら それがもとでウェブ上で暴露され苦しい立場になるが、友人、母の理解に助けられ立ち直って行く。その中で出産、赤ちゃんの誕生に向かう女性を通して 人が生まれた時の純粋な感動を忘れてはいけない、と言っているような気がした。

「 花咲小路四丁目の聖人」小路 幸也 2012.9.24
 26歳になる郊外に住む女性が主人公、イギリス人の父とすでに亡くなった日本人の母の間に生まれ、その父は昔イギリスで「Last Gentleman-thief"SAINT"」として活躍した大泥棒 郊外の寂れた商店街を舞台に、巻き起こる事件に挑んでいく。

「ラプソディ・イン・ラブ」小路 幸也 2012.9.27
 往年の名優、笠松 市朗と名女優の子として生まれた園田準一、また母親の違う弟岡本 裕とその婚約者、全て俳優の関係者が、準一の生まれた家に集まり、家族として父の最後の作品として映画を撮影する

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