2010年2月21日日曜日

下越 鍋倉山  山スキー


           
                        平成22年2月21日  吉岡
天気:晴
昨日に続き、山スキーに行ってきました。
新潟と長野の県境近く?野沢温泉の北にある 関田山脈の鍋倉山です。
予報どおり天気は晴れで風も無く、登りは暑いくらいでした。帽子は野球帽、手袋は無しで大丈夫でした。
朝、昨日まで雪が降っていたようで、さらさらの雪が15cm位積もっていました。しかしこの天気で段々重くなり、滑り出す頃にはやや重になっていました。

登りも下りも、ブナの林が美しく、感動しました。

下りは、前回森太郎、森姫のある谷を下りたので、尾根通しに滑りました。3年前?に比べると少しは上達したようで、やや重の雪でも快適に滑降できました。

記:吉岡

動画動画
動画

2010年2月20日土曜日

富士山 双子山  山スキー


           
                        平成22年2月20日  吉岡(記)、牧野
天気:晴
今日は、牧野さんのテレマークスキー特訓です。頑張りました。

一昨日雪が降ったようで 見た目はまずまずのコンディションです。でも根雪がないので、新雪の下は溶岩砂礫で
板が心配です。
双子山の兄山に登り、宝永山方向に下ったコルから、滑降です。雪質はさらさら、斜面も広く気持ちがいいです。
下るにつれ、天気が良いので雪が腐ってきて、重たくなりました。時々ガリッといやな音がします。

富士山は、近くて良い山です。雪が降ったら翌日早速訪問出来れば最高です。是非お試しあれ。

2010年2月14日日曜日

上田 菅平 根子岳  山スキー


           
                        平成22年2月14日  吉岡、牧野
天気:晴
360度の展望が広がるゲレンデトップを出発。9:30
圧雪されたゲレンデの延長を登っていると、キャット(雪上車)が追い越して行く。
避難小屋の先で休憩し、のんびりと頂上まで登る。11:40着
風を避けて木の影に入って昼食。大勢のスキーヤーと登山者に混じり、キャットで登ってきた子供達まで登ってくる。

下りは、登ってきた尾根の西側の沢状の斜面を行く。カリカリのアイスバーンの上に5cm位の新雪が乗ったイマイチの状態でした。久し振りのパートナーには、ちょっと悪い雪でした。太ももの痛みに耐えながら、テレマーク滑りの特訓です。

自然にテレマーク体勢が出来るまで 後2~3回山に通いましょう。

記:吉岡

2010年2月2日火曜日

東信 大谷不動  アイスクライミング

1月31日~2月2日                                                                             堀口、平石、吉岡
1/31 左岩壁右ルートF1のみ
仮眠後明るくなるのを待って、スキー場の脇をてくてく歩いて峠へ到着
吉岡さんはスキーで林道コース、歩き2名はMTBコースを行くが土曜からのトレースが完璧にあり
持ってきたスノーシューは特に役に立たず。
このアプローチは従来の林道コースよりも
大幅に時間短縮とのことで
赤岳鉱泉や行者小屋に行くのと同じくらいか近いかも(行きは特に下りが多い為かな)。

大谷不動についてみるとテント村が出来上がっていて、ほとんどのテントが出払っていた。
我々も幕を張ってから、準備をして本流二の滝へ向けて歩き出す。
一の滝(釜が出ていた)は通常は巻く?ようで巻き道もバッチリ、
右手に本流右壁の滝を見つつ二の滝へ近づくが、1パーティー登攀していて1パーティが待っていた。
ということで左岩壁右ルートへ行くことにした。

ここも1パーティ登っているがそろそろ降りてくる感じ、降りてきた2名は強者でした。
初日だし時間も午後を廻っていたのでF1だけということで、平石のトップで取り付く、
とりあえず滝の右側から垂直部の基部まで、思った以上にびしょびしょでいきなりシャワークライム?。

それから真ん中へ移って気合を入れて登り始めた、
しかし、どうも左手のアックスがいつもよりあんまり良く利かない、
刺さるけどグラグラして引っかかっていない感覚、

そしてスタンスを拾い立ちこもうとしたら左手が
いきなりすっぽ抜けてフォール
アックスのアッズが顎に直撃し、その後支点にぶら下がっり左足が緩傾斜部に着地
ソフトランディングだったので怪我はなし。左顎がちょっと痛むだけ歯も平気。

でも手にすっぽ抜けた感覚が残っていてとても嫌な気分。
気を取り直して最後の支点まではTR状態で登るがまたすっぽ抜けたので
一旦降りることに、ピックの下刃の砥ぎが均等でない状態と判断し
吉岡さんのバイパーを借りて再び登り始めた。

今度は大丈夫だったのですが、消耗してしまっていて、さっき堕ちたところのスクリューが気温の上昇のせいもあり
緩み始めていたので念のため1m上にもう一本セット、その後は各駅停車の旅となったのはいうまでもありません。
とにかくエライ時間を費やしてなんとか終了点へ、初日にいきなりどえらい洗礼を受けてしまいました。。

堀口さんにフォロー&回収して頂き吉岡さんは今日はパス
次回はF2も登るぞと誓って懸垂して終了。

テントに戻りさっそく宴会。
ちなみに昼にいっぱいあった(7~8張り)テントは全て居なくなっていた。
飲み食いを頑張って8時半まで粘り9時に寝る。

2/1 本流ニノ滝、三ノ滝
明るくなってから起床(6時半)、天気は曇りで濃い
霧が発生。ゆっくり準備して昨日登れなかった本流へ、もちろん貸切。

二の滝は途中でピッチを切れるので、堀口さんがトップで登り始める、
行ければそのまま1発で登りきるということにする。
緩傾斜部は問題無し、その後垂直に、レストを入れつつ下段を登り左の立ち木まで
ここでピッチを切る、上段のトップは平石が担当。

右に回り込んで登れば傾斜は緩かったのですが
思わず一番傾斜のあるとろこから登ってしまいました。
落ち口付近で右に出てみたらやっぱり楽に登れた。
ちょっと苦しみましたが終了点へ到着。


本流二の滝下部


本流二の滝 上部
ここからちょっと歩くと三の滝(35m)、吉岡さんにトップをお勧めして登っていただく。サクサクッと登って終了。
平石はTRで滝上部の中央を通るルートで登ってみた、楽しめました!。

本流三の滝

ニノ滝からの帰りの途中で右壁のルートを偵察
茶色くてちょっと汚いけれど、結構厳しそう。
そして水がビシャビシャしていました、スクリューも効かなそうですね。

ということでちょっと?早いけどテントに戻って宴会を開始しました。
夕方から雪が降り始め結構真面目に降っていました。
そしてこの日は逆ボッカしないように飲み食いを23時まで粘ったのでありました。

2/2 不動前の滝(ロットの滝)
朝は既に青空が出ている状態、
吉岡さんは今日はスキーの練習をするということで堀口さんと不動前の滝(ロットの滝)へ向かう。
昨晩の雪はトレースを消す程ではないですがまぁまぁ積もりました。

尾根を回り込んでいくと見えてきました、結構でかいです。
大同心大滝の下段を詰めて少し傾斜を強くしたような感じ?の滝で登りごたえありそう。(登ってもそうでしたが、、)

スクリューをいっぱい持って下部の緩傾斜を登っていく
雪が乗っかっていたりして払いながら登り、だんだん傾斜が強くなり
垂直部の基部へ到着。ふと左下を見ると10mくらい下に一応支点があるじゃないですか。
でも遅かりし、もう行くしかないので垂直部へ。

ここからは初日同様、各駅停車の旅で何故か今日は右手のアックスが決まらず
力任せになってテンパってしまって、スタンスも拾えなくなってしまったりして
やっとこ落ち口を気合をいれながら抜けた先は急傾斜のラッセルで、7~8m先の終了点が遥か彼方に感じてしまい、
もういい加減にしてくださいといった感じで終了点へ到着。

だいぶ時間を費やしてしまって、堀口さんは帰りの時間を考慮してまたの機会にということに、スミマセンでした。。

お不動さんに戻ってしばらくしたら吉岡さんも帰ってきて、スキーは楽しいと言っていました。

帰りは皆でMTBコース、ツボ足の堀口さんは最短コースで、
スキーの吉岡さんはコースを忠実に辿り、スノーシューの平石は最初は吉岡さん
と歩いていましたが途中でショートカットコースに変更。

峠で集合して、吉岡さんはスキーヤーになって滑り降りていきました。
歩きの2名もガラガラのスキー場を見物しながら駐車場へ到着、帰りは1時間40分程度でした。
最短コースの堀口さんは30分ほど峠で待機していたので1時間半以内で戻れるってことですね。
短いアプローチ(トレース有り)も覚えたので、日帰り圏内のバーチカルアイスエリアでした。


初めての大谷不動、行けそうに見えて登ってみてあれって感じで、まだまだ修行が足りませんでした。
オブザべや技術的なこと持久力も然りですがメンタルも強くないとダメですね、
初日の1発目に堕ちたのはちょっと想定外?でした。。
ちゃんとセットすればスクリューは信頼できる支点であることは分かりましたが。。
もっと登りこんで左岩壁の右・中・左のトリオを目標かなと。
また平日かなぁ、皆さん懲りずによろしくお願いします。