2010年7月25日日曜日

丹沢   小川谷廊下  沢登り


                                            平成22年7月25日 晴れ 
                                                   吉岡、目(記)



楽しい!という評判の小川谷に行ってきました。
ものすごい水量に、木っ端みじんでしたが、強弱の激しい沢で、とてもおもしろかったです。最後の堰堤が見えたときは、アンコール!って感じでしたが、吉岡さんは勘弁してくださいって顔でした。なにせ私がツルツル滑りまくりで、岩をちゃんと登れないおかげでビレイ疲れのご様子?たいへんお疲れ様でした。
小川谷は、アプローチが短く、最後の藪漕ぎもなく、しかもとても美しい沢なので、とても気に入りました。次回行く時は、クライミングの練習をしっかりしてから行こうと思います。


今回は、「ロープワーク」ということで、最初から最後までロープをつけての遡行。
駐車場から遡行開始点までは、15分くらい。道路脇からヤブ沢沿いの堰堤をいくつか降り、小川谷との二俣にでる。しばらく河原を歩くと、小さい滝の次に大岩が現れる。両脇が滝で、ものすごい水量。二人組が左の滝で苦戦中。吉岡さんは、右側に周り込み、滝の中に隠れているロープをたぐりよせ、倒木を利用しながら、シャワークライミング。何回かチャレンジしたが、水量が半端じゃないので、結局左から行くことに。しばし、先行者の様子を観察。体格のいいお兄さんが、滝の落ち口で大苦戦していたが、なんとかぬけた。続いて吉岡さん。同じくかなり苦戦されていたが、無事ぬけてしまった。さて、私。滝の落ち口付近までは行けたが、その後、力尽き、ロープにしがみついてしまった。

遡行最後に現れるトイ状の滝は、右側から周りこんで取り付き、ヌンチャクをつかんでよじ登ったが、最後の1m位でホールドが見つからず、引っ張りあげてもらった。

以下、記憶が怪しいので簡単に報告。
・7/11の小川谷記録の動画で皆さんが苦戦されていたところは、水量が多かったため岩の左側を巻く。
・天然すべり台には、中央と奥の2箇所からロープがぶらさがっている。吉岡さんが、滑り台手前から勢いをつけて真ん中のロープめがけてジャンプ。残念ながら、ツツツツーッと四つん這いで逆戻り。結局、奥のロープを使ってよじ登る。ここは、岩の上に立ちこむまでが難しく、私は、テンション気味でよじ登った。
・終了点は、古びた堰堤をくぐりぬけたところ。広い河原で靴を履き替え、一服後、下山。下山道の取り付き点がわかりにくかった。林道も狭く、ザレているところもあり、緊張しながらの下山。
・8時前に駐車場を出発し、戻ったのは14時前くらい?

2010年7月17日土曜日

北ア  雲ノ平から高天原


                                              平成22年7月17-20日  
                                                吉岡(秀)、吉岡(町)

雲ノ平から高天原の計画を立てた2週間前位は、まだ梅雨の最中で九州から本州にかけてゲリラ豪雨のニュースが飛び交っていたが、出発する週の月曜日頃から週間天気予報で入山日は曇、次の日からは晴が続くものに代わっていた。 それではと余裕を持って1日休暇をとり、4日間の計画に変更した。

目的は、高山植物、高天原の露天風呂そして岩魚釣りです。

7月17日<土>
折立 8:15→ 12:24太郎平 → 薬師沢小屋 15:35

 前日チェンを飲んで長時間ドライブに備えたので、眠気も抑えられ順調に走行、平湯峠から飛騨側に降り、道の駅上宝で1時間ほど仮眠をとる。飛越トンネルを通って 有峰湖を半周して折立に到着。

初日が一番長い行程なので、真面目にゆっくりとこなしました。折立から三角点という所までは樹林帯の登りで、そこから傾斜が緩み目的の高山植物が目立ち始めます。これで第一の目的は、達成したも同然・・・早いかな

 太郎平もチングルマ、四葉塩釜、コバイケイソウなど咲き乱れています。薬師沢に下りる木道脇は特に花が多く見られました。太郎平から雲ノ平を前に見ながら薬師沢へ下ります。沢に降り立った所が二俣になって、魚のにおいがしてきました。 早速偵察するといました。竿を取り出し毛鉤を投げます。ふわっと魚が浮いてきて、毛鉤をくわえるのですがすぐ吐き出してしまいます。3回くらい繰り返しましたが釣り上げる事は出来ませんでした。
 仕方なく薬師沢小屋まで降り、今度は薬師沢と黒部本流の出合で挑戦するも坊主! でもフライフィッシングの釣り師が2匹も釣り上げ喝采を浴びてました。
 

多分? ハクサンイチゲ
7月18日<日> 
薬師沢小屋 6:40→ アラスカ庭園 9:00→ 10:00雲ノ平山荘 10:35→ 13:18岩苔小谷(釣り) 14:07→14:30 高天原山荘 

 朝3時頃から皆さんがさがさと支度をして、赤木沢の沢登り組、雲ノ平組が出発していった後、ゆっくり小屋の朝食を食べ、最後に出発する。アラスカ庭園までは急登が続き、あと雲ノ平山荘まで湿原の中を花を観賞しながら、のんびりと歩く。建設中の山荘の前で昼食をとり、高天原に向かう。途中から樹林帯の下りになるが、所々に湿原が開ける。高天原峠から岩苔小谷に下りたところで 再び竿を出すが全く反応はない。炎天下の真昼間では魚も休んでいる事だろう。
川から少し登ると突然湿原が開ける。こんな山奥にこんな湿原があることに感動し、その景色に圧倒された。

暫く小屋で休み、先行していた団体さんが露天から帰るのを待って、下り20分の温泉に向かう。
建設中の雲ノ平山荘、遠くに笠が岳
高天原

今年で見納め 高天原山荘

露天風呂施設の対岸にある浴槽

7月19日<月> 
高天原山荘 6:25→ 高天原峠 7:25→ E沢 8:14→ B沢出合 9:25→(釣り)→12:40薬師沢小屋 13:45→ 14:10薬師沢二俣(釣り)14:55→太郎平小屋 15:55
 
 今日も皆出かけて静かになった頃出発する。
 高天原峠まで昨日の道を戻り、反対側の黒部川方面に下る。支流を何本か横切りB沢の出合で黒部川本流に降り立つ。
天気が良すぎてうだるような暑さの河原を、竿を出しながら薬師沢に向かうが反応は全く無い。黒部川本流の岩魚を期待していたが、途中病気のような魚が泳いでいただけだった。
 薬師沢小屋の河原で昼食をとり、初日に岩魚を確認した二俣に向かう。毛鉤を3本しか持参しなかったため、最後の1本となった針で何とか面目を果たしたい、という気持ちだった。初日に魚がいた淵では、反応がなく、さらに上流を探る。渓相は源流の流れなので自分好みの場所です。何回目かの反応の末、やっと釣り上げる事が出来た。満足。

二俣から太郎平の急登も景色を楽しみながら余裕で登れました。





7月20日<火> 
太郎平小屋 6:15→7:40三角点7:55→9:10 折立。

ツガザクラ

2010年7月11日日曜日

丹沢   小川谷  沢登り


                                                平成22年7月11日  
                                              吉岡、高橋、柳澤(高)、記;柳澤(悦)

東名高速で大井松田ICで下り西丹沢県民の森 穴の平橋で駐車
沢登りの支度をして7時20分出発、小川谷に下りるまで幾つもの堰堤の梯子を下降して、最初の滝まで15分程度の川原歩きでした。

両側が狭まり廊下が始まると2メ-トル位の滝、最初から吉岡さんにはロ-プをだして頂き 右側から越えていきました。
次は確か大きな岩の塊に右側は勢いよく流れている滝、岩の横に流木がたてかけてあり、右足で壁を押し左手で木をささえによじ登りました。以下・・・・省略 というか必死で、滝と自分の行動が一致しません。幾つもの滝を越え、真ん中辺りでしょうか、5Mの滝があり確か右側を高巻いたと思います。

そして沢筋に下りて小さな滝を越えると左前方に高さ10M前後の巨大な岩が現れました。まるで公園にある滑り台みたいで触るとぬるぬる 左側に古そうなロ-プが垂れ下がっていて これに何とかつかまってとりあえず右側にトラバ-ス(何でかわからないのですが高橋さんがそうしたので)そのロ-プをたよりに登りました。

それから幾つかの滝を超え石段2段の20M位の滝が現れました。左側の岩場を30Mを直上し、勿論吉岡さん先頭で登ってロープを垂らして頂き、又上からも下からもお互いが見えないため、ここでトランシ-バ-の出番、上から指図して頂きエイトノットで確保され一人ずつ登りました。初めてトランシ-バ-を使い一寸優越感に浸ってしまいました。(大木場さんありがとうございます)そこからトラバ-スして落ち口にでました。
高さ2~3M手前でも落ちると下は滝なので危険を感じ、吉岡さんはすかさずスリングを出し初心者3名は難なく下りられました。最後にトイ状の滝を登り右壁をトラバ-スすると左側が崩壊した堰堤が現れました。ここで遡行は終了です。堰堤を過ぎ広い川原の上流にでました。確か2時頃だと思います。着替えて 左側に少し登ると穴ノ平を結ぶ登山道に出て1時間15分位で駐車場に着きました。
感想 
殆ど吉岡さんにロ-プを出して頂き 私たち3名を安全に確保して頂き、登らさせて頂きました。遡行中は殆ど雨にも降られず沢山の美しい滝、釜、水流(今でも目に焼きついております)初心者だけでは絶対行けない沢に同行させて頂き、本当にありがとうございました。緊張しつつもとても楽しい沢登りでした。尚私が登るので必死で記憶があいまいな点がございますがご容赦下さい。