2015年5月8日金曜日

ジャン飛騨尾根

 5/1・23時、京王橋本駅集合。連休初日とあって渋滞があると予想していたが、すんなり松本ICまで行くことが出来た。交替で運転して3時過ぎに新穂高温泉の登山者用無料駐車場に到着。山本君の車は、後ろが荷台になって広いのでゆっくりと寝られる。

5/2
行程が短いので、のんびり起きてから、8時頃出発する。
穂高平山荘までの近道を選んで登ったが、トラバースが多い道で近道のお得感はあまり無かった。長い林道歩きに耐え白出沢出合から、樹林の中の夏道を辿る。西穂沢から白出沢に適当なところで入り、雪渓を登り天狗沢出合にやっと到着する。水2リッターを担いでいるので重荷に苦労した。

 天狗沢出合に一か所幕営敵地があるとの情報だったが、それらしい所は見当たらず比較的安全だろうと思われる場所を整地して幕営する。



明日は、2時起床、3:30出発と決め早めに食事を済ませ、睡眠時間を確保した。



5/3
 予定通りに起床したが、出発は3:40、ヘッドライトを付けて雪渓を登りだす。藪を避けて雪渓をつなげて尾根状の所に上がる。しばらく灌木の生えた急な雪原を登って行くと、昨日先行していた2pが幕営している場所に到着する。そこから少し登って右のルンゼに向かってトラバースし、ルンゼを詰めてC尾根の岩稜に乗る。ルンゼから岩稜に乗るまでは、大きな浮石が多くあり緊張した。しばらくやさしい岩稜を登り、初めてロープを出す。













 岩稜には雪がないのでアイゼンを外し素手で大丈夫、ジャンダルムの頭まで 10ピッチ?くらい延々と岩稜を辿る。難しいところはほとんどないが、所々に出てくるトラバースやクライムダウンは高度感があり緊張する。



 

調子よく登っていたので意外と早く着くかな、と思ったが、延々と続く岩稜は多分10ピッチ位あったと思う。やっとジャンの頭に到着。12:19

ジャンから奥穂までの稜線は、懸垂、クライムダウンとルートファインディングが難しく、疲れた体には長かった。


穂高岳山荘に15:15に到着、15時までに着いたらそのまま天狗沢に下ると決めていたが、12時間行動で疲れていたので小屋泊まりとする。
涸沢のテント村

久しぶりの小屋泊まり、寝る場所の番号が17と19と飛んでいたので?と思ったが、泊り客が多い時は1枚の布団に2人になるらしい。快適に寝ることが出来た。








5/4
4時起床、5時出発。白出沢を1時間強で天狗沢出合のテントに到着、撤収して白出沢を夏道に入らずに出合まで下る。また長い林道をのんびり歩き、新穂高Pについてから温泉で疲れを癒し帰京する。




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