2015年4月26日日曜日

雪上訓練・西黒尾根

2015/04/25☀

 GWの飛騨尾根を控えて、雪上での確保技術の確認を マチガ沢でやってきた。
スタンディングアックスビレーを予定していたが、急斜面で立って滑落者を止めるという事に、バランスが崩れたらと考えると不安を覚え、他の方法はないか検討した。
 スタンディングアックスビレーから自己脱出をするときには、最終的にはアックスに静荷重ではあるが滑落者をゆだねることになるが、事故脱出する途中で少しでもアックスを上にあげる事がおきると簡単に抜けてしまう可能性がある。

 リードをしている人を確保する方法として、スノーバーとアックスを長めのシュリンゲで固定法でつなぎ岩場でやるようにハーネスのビレーループで確保体制をとる。確保姿勢は斜面に山側の膝をついてビレー器(腰)を雪面になるべく近づけて 確保体制をとれば抜けることはなかった。はじめ、立った状態で制動をかけたらスノーバーは簡単に抜けてしまった。
アイスバイルは、シャフトが曲がっているのでピックを斜面上部に向けて刺す方が抜けにくい。

 という事で実践では、リード者を確保するときは、スノーバーとアックスで支点を作る。フォローを確保するときは、アックスのみでセルフビレーをとって腰がらみ、あるいはスタンディングアックスビレーでなるべくテンションをかけながら確保する。ということに決めた。

 雪上訓練の目的は終了したので、西黒尾根を登る。
9:20西黒尾根登山口、トマの耳13:00 3時間40分、同行者は3時間10分だった。帰りは天神尾根を下り、ロープウェイで下山した。







 

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