2020年11月8日日曜日

中ノ岳から丹後山

  前日家を出て塩沢石打SAで車内仮眠の上登山口に向かいました。登山口から見える稜線は雪が輝いていました。予定より30分遅れて十字峡から登り始める。

記録 10/31 十字峡6:30-10:13日向山ー13:06中の岳-16:25兎岳ー

       18:23丹後山避難小屋

   11/01 避難小屋7:47-11:20十字峡

 10/31 登り始めから急な登りが続きます。今回は泥濘が多く濡れるという情報があったのでラバーソールの沢靴に沢登りの服装にしました。結果的に雪が多く、濡れた状態で長い時間歩いたので足の指が冷えてしまい、一週間たった今日もまだしびれています。

 また中の岳までの登りで、次々に後続者に追い抜かれ体力不足を実感させられました。 日帰りの人がほとんどの中で、単独の女性が周回コースを行くと、まだトレースのない丹後山へ向かいました。その時私は、主稜線に抜け出て中の岳の山頂に行く時です。

中の岳山頂

 

中の岳山頂から越後駒ケ岳

主稜線に出たところでアイゼンを装着し、空身で山頂を往復し丹後山に向けて歩き出しますが、一向に捗りません。丹後山の避難小屋につく前に日暮れを迎え、ヘッドライトの明かりでようやくたどり着きました。天気が良く風もなかったので、ツエルトビバークも考えましたが、快適な小屋の魅力がまさりました。

兎岳

利根川源流の碑

 小屋の扉は二か所あり、横に渡した板でふさがれていて、初めに開けた扉はトイレの入り口でした。小屋には消毒用のスプレー、水(雨水)毛布、断熱シートが準備され きれいに片付けられていました。隙間風も入らず、小屋の中で寒さを感じることはありませんでした。

丹後山避難小屋(翌朝撮影)

 疲れ果てていたので、食事もとらず温かい飲み物を飲んで 酒も飲まずに取り合えずシュラフに潜り込み寝込みました。ぐっすり寝て目が覚めた2時半ころに 残っていたおにぎりと卵スープでおじやを作り、再び就寝し明るくなって目を覚ますと6時、日の出の時間でした。

11/1 余裕があれば、ささやぶを漕いで本谷山までと考えていましたが、諦めて下山しました。

丹後山からさらに越後沢の頭、本谷山

避難小屋を後に下山

麓は黄葉

丹後山登山口

十字峡の絶景


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