2010年4月4日日曜日

頚城 大渚山  山スキー


           
                       平成22年4月4日 吉岡
 4時起床 焼そば”一平くん”の朝食を済ませ、5時出発。白馬方面に少し戻り小谷温泉への道に入る。
1月に来た時偵察していたので、大草連への入口を見落とすことなく、無事駐車場に到着した。

混んでいる事を想像していたが、他に車は見当たらない。天気は快晴で、鹿島槍から唐松の稜線が朝陽に映えている。

大草連から鹿島槍ヶ岳
人恋しさに、しばらくのんびりしていたが誰も来ないので、シールを貼り駐車場脇から出発する。 トレース沿いに家の間を抜け、棚田のような所をしばらく登ると、林道になる。

林道が開け、上部に崖のある所から微かにショートカットしているトレースが見えたので、入っていく。急登すると崖の上の小さな台地になる。そこからは尾根の左側に広がるブナ林の間を適当に登って行く。

ショートカットに入って暫くすると、下から”スゲ笠”のおじさんが1人で登ってきて、頂上まで前後しながら登ることになった。
下山した時に知ったのだが、この人は駐車場のはずれにある家の方らしかった。
ぶな林の斜面には、昨日の雪が2~3cm積もって、気温が上がるにつれ、スキーの下に所謂ゲタになって貼りついてくる。休みやすみゆっくり登って行く。最後の頂上へ出る所は、小さな雪庇が出ていたが、切れ間から頂稜に出る。

稜線は打って変わって冷たい風が吹いている。 とりあえず、一番高そうな西側の高みまで行き、日本海から鹿島槍までの後立山の展望を楽しむ。写真とって即退散し、雪庇の下まで戻りレーションを食べながらのんびりする。

スゲ笠のおじさんが登ってきて、わざわざ雪庇を切り崩し稜線に出て行った。何処を下りたのか、麓の駐車場脇の家を通るときまで見かけなかった。

大渚山頂上から雨飾山

頂上から妙高山方面
その後ももう少し雪が緩むまで待とうと、うろうろしながら過ごしていると、ボードやスキーを担いだ人達をはじめに続々と登ってきた。
皆が滑り降りるのを見て下ろうかと待っていたが、なかなか下りる気配がないので仕方なく支度をする。

出だしの急斜面を、登ってきた尾根の西側から滑り出す。昨日のことがあるので、様子を見ながら1回1回ターンを区切って少し下ると、快適なザラメ上の雪になり疎らに生えたブナ林の斜面を滑り降りる。

登るときシールに付いたゲタとなる雪で、ひっかかるかな、と想像していたがそんなことも無く、気持ち良い滑りを楽しめた。調子に乗り下り過ぎ、崖の上に出てしまう。シールを付けて登り返そうかと思ったが面倒くさいのでつぼ足で登る。朝ショートカットして登ってきたところまで戻り、水を含んだ重い雪の急斜面を苦労して下る。

駐車場でスキーを乾かしながら、バーボンで気持ち良い滑りの余韻を楽しむ。

P.S.帰りは関越の方が近いが、スキー渋滞を避けて中央道を選んだが結果は同じだった。
春休みなんだ。

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