2010年9月10日金曜日

北ア  前穂高岳 北尾根


                                                             平成22年9月9-10日 
                                                             
                                                              大木場、吉岡、隅田、平石、牧野、目、柳澤(高)
                                                                                平石(記)

9月10日
前夜発、都内組と八王子組に別れて集合し
合流したのは松本IC出てしばらく走ったローソン。
その後は一緒に走って市営第二P到着、小宴会のあと仮眠。

5時起床、6時くらいにタクシー2台に分乗して
上高地へ、平石は2週連続の上高地INです。

本日の行程は奥又白池までです、
徳沢でビールを空けている人がいたりします。
新村橋を渡り、暑いなか中畠新道入口。

水を補給して急登の中畠新道へ、
しかし、以前より登りやすい?
刈払されていてスッキリしている登山道。
明日行く5・6のコルへの分岐を確認して
あっさり奥又白池に到着しました。
この後は昼寝と宴会、焚火付きでした。
でも2日目は朝早いので満天の星空を堪能し8時に就寝。

9月11日
3時起床、5時過ぎ出発。
テントは上高地へ降りる大木場さんに託す。

5・6のコルまではそれなりに予習をしておいた、
池との分岐からは草付きで先頭は露払いの刑、合羽ズボン着用でしたが
靴の中までびしょびしょになりました。



本谷ガレを越え、ちょこっと尾根を越え
5・6のコルにのびる沢を横切り小尾根に乗る、
振り返ると大木場さんが手を降っているのが小さく見えた。
その後はしっかりとした踏み跡を進むが
一箇所ちょっと間違えて女子2名+隅田さんにロープを投げました。
そしてザレのトラバースを通過して5・6のコル到着。
吹き抜ける風が強く冷たい。



ここからは吉岡Pと平石Pに別れて行動となりますが
平石Pが先頭で5峰は一緒に登る、
4峰の下部は涸沢側から、上部は奥又側へ、
そこからルーファイを別に行う
平石は直登を試みるが、後続のことを考えて
吉岡さんが選択したトラバってルンゼを登るルートを追う。
4峰頂上の手前で合流して3・4のコル。






前穂の北壁、東壁などが見えて4年前の懐かしい記憶が戻る。
登攀準備を済ませて
平石Pはトップ平石、セカンド目さん、サード牧野さんの
オーダーで登る。

平石はフラットソールを持ってきていないので
アプローチシューズのまま登る。

ルートは幾つかか取れるようですが
1ピッチ
一番やさしそうな左側のルートを登る、
ハーケン2本の終了点があったので
ちょい短めでしたがナッツで補強して後続をあげる。


2ピッチ
チムニーを眺めながら右手の岩の詰まった登路を進む
途中で岩の間から奥又白池が見ることができた不思議な感じ。
ほぼ歩き、お助けロープが伸びている所を
登ったところで切る。


3ピッチ
右の凹角を登る、登ったところでほぼ終了
2ピッチ目を短く切ってしまった。
吉岡Pのトップを務める隅田さんに連絡する。
ロープを伸ばし安定したところで岩角でビレイ。



ここで足が痛いと言っている
外反母趾コンビは靴を履き替え、歩いて3峰頂上。
すぐ2峰の頂上、そして本日のメインイベント?
せっかくなので数Mのクライムダウンしてもらいました。
もちろんロープで確保していますが
高度感がバッチリな為?約1名躊躇しまくりでした。
吉岡Pの皆様お待たせしました。


そして数分でI峰、前穂の頂上に到着し
みんなで握手してミッションコンプリート。




急坂の重太郎新道を下り、岳沢小屋で休憩したりしながら
4時間ちょいで岳沢入口に大木場さんがビールを
冷やして待っていてくれました。
帰りはお風呂に入って時間が押しているので
とりあえず高速に乗って,
渋滞の様子を見ながら八ヶ岳PAで食事と精算、
渋滞は解消していき11時前には大山交差点に到着しました。





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