2012年3月24日土曜日

北八ヶ岳 本沢温泉~しらびそ小屋

                      
                                                           2012年3月24日~26日 

 
                                                           
                                                          大木場、吉岡、恩田、小林OB、千貝OB、石川          

2012年3月19日月曜日

八ヶ岳 阿弥陀岳 北陵

                                                              
                                                           2012年3月19日 快晴  

                                                           
                                                          吉岡、隅田、武藤(記)           

仕事の都合で正月山行にも参加できず、久々の山行となってしまった武藤の希望で吉岡さん、隅田さんにご一緒頂き、阿弥陀岳北陵に行ってきました。
23時明大前集合で吉岡さんの運転で一路、八ヶ岳山荘へ。日曜日深夜ということで順調に進み、2時間半ほどで現地に到着。駐車場にテントを張っているパーティを横目に仮眠室に入るも先客は居らず、暖房をつけて、そのまま室内で軽く一杯。結局、その晩の仮眠室利用者は我々3名のみでした。
翌日は5時に起床して朝食をとり、まずは美濃戸まで車で移動。装備を整え、小雪がちらつく中、7時前に出発。南沢はところどころに凍結があり、慎重にすすむ。行者小屋までの行程を半分も過ぎたあたりから徐々に空が明るくなり、天候は回復傾向。行者小屋に着く頃には青空が広がり、心も躍る。前泊のパーティか、赤岳主稜やこれから向かう阿弥陀岳北陵には既に人影が見える。とにかくよい天気!



登攀装備をつけ、10時過ぎに行者小屋を出発。武藤はここでATCを忘れていることに気づく。吉岡さんに報告し、吉岡さんのものをお借りすることに…大反省。文三郎道から分岐に入り、樹林帯をすすむと潅木帯に出た。


祝日前ということで多くのパーティが入っているのではないかと思っていたが、日帰りパーティは少ないようで同時間帯に北陵に入っていたのは前方に見える1パーティのみ。青空の下、山頂に向かって歩を進める。ほどなくして、急登に入り、少しふくらはぎも張ってきたあたりで核心部の岩場へ到着。行者小屋から山頂を見上げた際には雪煙が舞っており、稜線付近は風が強そうだな、と思っていたが、この頃には無風に近い状態で穏やかな状態。
















先行パーティが抜けるのを待って、隅田さんリードで左側からとりつき、上部へ。下部ではスタンディングアックスビレイのやり方など教えてもらいつつ、吉岡さんが確保。武藤がATCを借りていた為、肩がらみでの確保となってしまい、改めて、忘れ物を反省。この時、「ジッヘル」と言われ、恥ずかしながらなにを指す言葉なのが分からなかったが、ドイツ語でビレイを指すことだと教わる。50メートルロープいっぱいに進んだところでピッチを切り、吉岡さんが通しであっさりと抜けていく。ロープを張って頂いた状態でラスト武藤で進む。


そこそこに手がかりがあったように思うが、やはり、オーバー手袋をつけての行動には慣れず、ずるっと滑らせてはひやっとを何回かやってしまう。手がかりのないところは見よう見まねで斜面にピックを刺して、利きそうなところを探りつつ、慎重に抜ける。今回は(リードではないという安心感もあるが…)快晴無風で見通しも利いた事が幸いしたが、今後、いつでもそのような状態とは限らず、もっともっと、落ち着いて行動できるよう鍛錬と慣れが必要だな、と感じた。
    
2P目を数メートルも登るとネット等でよく見かける3メートルほどのナイフリッジが登場。ここもアイゼンなどひっかけないよう慎重に抜け、そこから数10メートルも雪稜を登ると阿弥陀岳山頂へ。1P目と同様に隅田さん、吉岡さん、武藤の順番で登り、14時過ぎに3名が山頂に到着。3月に入ってしまったものの、ここに来て、武藤はようやく雪山バリエーション入門!ということで完投の握手。この時点でも快晴無風ですばらしい眺望にも恵まれ、やはりうれしい瞬間。
 


時間も差し迫っていた為、早々に山頂を後にし、第2の核心とのレポートも見かける中岳のコルへの急な下りを吉岡さんにフィックスして頂きつつ進む。アイゼンは利いているはずで落ち着いて降りれば良いのだと頭では理解しているが、まだまだ、怖い。下りの技術ももっと鍛錬せねばな、と思う。行者小屋まで下り、ようやく一息。登攀装備を外し、南八ヶ岳の眺望を楽しみ、南沢から美濃戸へ。



やはり、地面の凍結があり、途中からアイゼンをつけて下ったが、先に下っていた吉岡さんはアイゼンなしで最後まで下ったとのこと。どうやっても抜けられそうにないなーと思った箇所もあったのですが…不思議です。
行きに心配された美濃戸からのバス乗り場付近までの路面の凍結も溶けてなくなっており、問題なく抜ける。帰りも行きと同様、順調に進み、20時過ぎには明大前に到着。祝日前とは言え、平日の高速はがらがらで少し驚きました。

個人的には相変わらず反省多数でありましたが、快晴の中、眺望にも恵まれた山行が出来て、とてもリフレッシュできました。連れていってくださった吉岡さん、隅田さん、ありがとうございました!
 

2012年3月4日日曜日

谷川 東谷山 山スキー

                                                              
                                                           2012年3月4日 快晴  

                                                           
                                                          吉岡(記)、柳澤悦、高橋           

タイム 
 二居集落7:30 - 
二居峠8:30 - 東谷山山頂 11:20 - 山頂より滑降開始 12:00 - 貝掛温泉バス停着 13:15 
 
二居集落(田代スキー場)から登りだすと青空が広がり、絶好の山スキー日和りとなりそうです。3月に入り雪はもう春模様です。クラストした雪の上に新雪が4~5cmつもり急斜面になるとずり落ちてしまいます。同じ頃に出発したツボ足の登山者集団は、クラストした雪を踏み抜きラッセルをしていましたが、若い人が引っ張っているのでしょう。どんどん先行します。




尾根の開けた所に出ると、後ろには苗場山から神楽峰、右手には平標山から仙ノ倉岳が青空のした大きく広がります。頂上付近になると ブナ林が広がり癒されます。



  

山頂からは、360度の展望が広がり上越の山々の景色を堪能しました。


山頂には先行した登山者パーティー、我々の後から続々と登ってきたスキーヤーで賑わい、日白山からも登山者が登ってきました。




 滑降斜面は、斜度もありましたが、上部は新雪があったので気持ちよく滑りました。ただ数日前のトレースにぶつかると固くなっているので引っ掛かり 転倒すること度々で未熟さを痛感しました。

2月のパウダー時期に来ればもっと楽しめたのではと思います。近くて滑降斜面も北西面にあり、練習には最適と感じました。来シーズンにもう一度来てみたい山です。