2012年2月12日日曜日

東北 後生掛温泉と八幡平

                                                               
                                                           2012年2月12~13日  

                                                           
                                        スキー組=吉岡、柳沢、高橋、
                                湯治組=大木場、千貝OB
           

2012年2月12日

 11日22:30清瀬の柳沢宅に集合し、東北道をひたすら北上する。北上ジャンクションから秋田道に入ると吹雪となり、夜の雪道を慎重に進み13日7:00頃秋田南ICに到着、朝まだ早いので大衆食堂「半田屋」で朝食をとり、千貝邸に向かう。

 到着が早かったので寝てるところを起こしてしまったようで、申し訳ない。お茶を飲みながらしばらく歓談していたが、疲れているだろうと布団をしいてもらい、お言葉に甘えて寝かせてもらう。予定していた雪下ろしは、きれいに除雪されていて出番を失う。

 昼寝から覚めて、後生掛での自炊材料の仕入れに「ジェイ・マルエー」というスーパーに買い出し行き、帰りに高橋さんのたっての希望で北上川下降にある雪捨て場を見学して戻る。

 夜は千貝さんの奥さんの手料理、秋田でしか食べられない(多分千貝邸でしか味わえない)いろいろな料理とお酒で、遅くまで騒いでいた。高橋節が爆発したのは言うまでもない。ちなみに、料理はメインが「しょっつる鍋」さっぱりしたつゆに魚と山菜と野菜がたっぷり入って お酒が進む。

2012年2月13日

 朝ゆっくり起きて 奥様の朝ごはんをいただく。昨年とって保存していた山菜が入った味噌汁、キャビア?納豆、おいしく炊き上がった”おにぎり”を腹一杯食べさせてもらう。

 8時半頃?車2台で秋田を出発。田沢湖方面からのアクセスは、玉川温泉付近で交通止めとなっているので 一旦北上して比内地鶏で有名な比内を経由して、鹿角八幡平から後生掛温泉に入る。

湯治宿の個室2部屋(4畳半に2名、6畳に3名)に案内される。


予定より後生掛温泉に入るのに時間がかかり、到着は12;30頃になっていた。早速宅急便で送ってあったスキーを受け取り、14:00頃国見岳へ向かう。宿の裏の急斜面をツボ足で股までのラッセルをして一段上がり、シール登行に切り替える。


 

緩い登り下りがある、平坦なブナ林をどこまでもラッセルして行く。
1時間ほど頑張るとやっと国見岳の登りにかかる。出発が遅かったのですでに夕方の雰囲気になってきたが、青空ものぞく明るい空だったので登り続ける。


 
   

国見岳を捲いて焼山へ向かうところで時間切れとなる。

 
 
 



登っている時は重く感じていた雪だったが、滑ってみると良く滑り気持ちが良い。国見岳の下りはあっという間に終わり、平坦地を温泉の上まで頑張り、最後の急斜面を滑り降りて宿に到着する。

何はともあれ温泉、真っ暗な湯船に湯気が上がり湯治にきた雰囲気満点 貸切で暖まり、夕食になる。



夜は、きりたんぽ鍋。千貝さんの奥様が用意してくれたスープに、鶏肉、各種野菜、きりたんぽをいれて かんぱ~い!!

2012年2月14日
 8時頃温泉を後にして 八幡平に向かう。車道を少し戻り、アスピーテラインの除雪の行き止まりの雪壁を越えて、シール登行に入る。一か所ショートカットしたが、アスピーテラインをたどって行くと上から除雪車が降りてくる。膝くらいまでのラッセルだったが、除雪車は腰あたりまで潜りながら進んできた。


  

「蒸けの湯」上の休憩場から再びラッセルが始まる。
もうもうと湯気を上げる温泉の源泉から少し登った所から、ピンクの目印に従って疎林帯に入る。急な登りがしばらく続くが、すぐに傾斜は緩くなり、登るにつれて周りの樹氷がモンスターのように大きなものになってくる。樹氷が混んでいる所はルート選択に迷ってしまう。雪は何となく重く感じ、帰りが心配になってくる。

  

空は青空が見えて、樹氷がどこまでも広がり東北の雪山に来た!という感激が湧いてくる。とはいえ、単調な登りで飽きてくるが、こんな天気に恵まれることはめったにないこと と聞いているので14:00までは頑張ろうと先に進む。



 


頂上らしき所に着いたが標識もなく前を見ると、はるか先にほんの少し高いと思われる場所がある。右寄りになるべく高度を下げないように回り込むようにして進む。
やっと頂上に到着、「八幡平 頂上」の柱が立っている。その脇には台座の様なものが頭だけのぞかせていた。




 

下りはシールを付けたまま、偽頂上?まで行ってから、滑降に入る。傾斜はないが登りで感じていたほど(下りラッセルかと思っていた)ではなく、良く滑る。樹氷の中の狭いところは斜面が良く見えないので、樹氷に衝突したり、登り斜面に突っ込んだりと、いろいろありましたが 満足できる滑降でした。

楽し~い斜面の連続に、毎年温泉とスキーを楽しみたいと思いました。

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