平成22年7月17-20日
吉岡(秀)、吉岡(町)
雲ノ平から高天原の計画を立てた2週間前位は、まだ梅雨の最中で九州から本州にかけてゲリラ豪雨のニュースが飛び交っていたが、出発する週の月曜日頃から週間天気予報で入山日は曇、次の日からは晴が続くものに代わっていた。 それではと余裕を持って1日休暇をとり、4日間の計画に変更した。
目的は、高山植物、高天原の露天風呂そして岩魚釣りです。 7月17日<土> 折立 8:15→ 12:24太郎平 → 薬師沢小屋 15:35 前日チェンを飲んで長時間ドライブに備えたので、眠気も抑えられ順調に走行、平湯峠から飛騨側に降り、道の駅上宝で1時間ほど仮眠をとる。飛越トンネルを通って 有峰湖を半周して折立に到着。 初日が一番長い行程なので、真面目にゆっくりとこなしました。折立から三角点という所までは樹林帯の登りで、そこから傾斜が緩み目的の高山植物が目立ち始めます。これで第一の目的は、達成したも同然・・・早いかな 太郎平もチングルマ、四葉塩釜、コバイケイソウなど咲き乱れています。薬師沢に下りる木道脇は特に花が多く見られました。太郎平から雲ノ平を前に見ながら薬師沢へ下ります。沢に降り立った所が二俣になって、魚のにおいがしてきました。 早速偵察するといました。竿を取り出し毛鉤を投げます。ふわっと魚が浮いてきて、毛鉤をくわえるのですがすぐ吐き出してしまいます。3回くらい繰り返しましたが釣り上げる事は出来ませんでした。 仕方なく薬師沢小屋まで降り、今度は薬師沢と黒部本流の出合で挑戦するも坊主! でもフライフィッシングの釣り師が2匹も釣り上げ喝采を浴びてました。 | ||
多分? ハクサンイチゲ | ||
7月18日<日> 薬師沢小屋 6:40→ アラスカ庭園 9:00→ 10:00雲ノ平山荘 10:35→ 13:18岩苔小谷(釣り) 14:07→14:30 高天原山荘 朝3時頃から皆さんがさがさと支度をして、赤木沢の沢登り組、雲ノ平組が出発していった後、ゆっくり小屋の朝食を食べ、最後に出発する。アラスカ庭園までは急登が続き、あと雲ノ平山荘まで湿原の中を花を観賞しながら、のんびりと歩く。建設中の山荘の前で昼食をとり、高天原に向かう。途中から樹林帯の下りになるが、所々に湿原が開ける。高天原峠から岩苔小谷に下りたところで 再び竿を出すが全く反応はない。炎天下の真昼間では魚も休んでいる事だろう。 川から少し登ると突然湿原が開ける。こんな山奥にこんな湿原があることに感動し、その景色に圧倒された。 暫く小屋で休み、先行していた団体さんが露天から帰るのを待って、下り20分の温泉に向かう。 | ||
建設中の雲ノ平山荘、遠くに笠が岳 | 高天原 | |
今年で見納め 高天原山荘 | 露天風呂施設の対岸にある浴槽 | |
7月19日<月> 高天原山荘 6:25→ 高天原峠 7:25→ E沢 8:14→ B沢出合 9:25→(釣り)→12:40薬師沢小屋 13:45→ 14:10薬師沢二俣(釣り)14:55→太郎平小屋 15:55 今日も皆出かけて静かになった頃出発する。 高天原峠まで昨日の道を戻り、反対側の黒部川方面に下る。支流を何本か横切りB沢の出合で黒部川本流に降り立つ。 天気が良すぎてうだるような暑さの河原を、竿を出しながら薬師沢に向かうが反応は全く無い。黒部川本流の岩魚を期待していたが、途中病気のような魚が泳いでいただけだった。 薬師沢小屋の河原で昼食をとり、初日に岩魚を確認した二俣に向かう。毛鉤を3本しか持参しなかったため、最後の1本となった針で何とか面目を果たしたい、という気持ちだった。初日に魚がいた淵では、反応がなく、さらに上流を探る。渓相は源流の流れなので自分好みの場所です。何回目かの反応の末、やっと釣り上げる事が出来た。満足。 二俣から太郎平の急登も景色を楽しみながら余裕で登れました。 | ||
7月20日<火> 太郎平小屋 6:15→7:40三角点7:55→9:10 折立。 | ||
ツガザクラ |
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