2010年6月20日日曜日

小川山 岩トレ 春のもどり雪とセレクション


                                     平成22年6月20日  
                                              吉岡、 目

 梅雨の晴れ間に当たり(とは言っても雨に降られなかったということですが)、登攀日和の小川山を
楽しんできました。
朝5時に東京を出て、途中天気を心配させられましたが、現地は、暑過ぎもせず、廻り目平の
駐車場も閑散として、静かな岩登りを楽しめる雰囲気でした。
写真は、2人だったのであまり取れませんでした。特にセレクションはゼロです。
吉岡
6月20日 高曇り 小川山 岩登り 春のもどり雪とセレクション
メンバー 吉岡、目(記)

小川山に行ってきました。「春のもどり雪」はなんとか登ることができましたが、「セレクション」は
クリアできず、すっきりしないまま岩場をあとにしました。また宿題ができてしまいましたが、
久しぶりに岩登りができたので、楽しかったです。

午前:「春の戻り雪」 グレード5.7 3ピッチ 吉岡さんリード 
1ピッチ目のスラブと3ピッチ目のクラックに少し手を焼いたが、何とか登りきれた。
下降は懸垂下降。

取り付き点から 1P目のスラブを見上げる
1P 出だしのスラブで緊張しました
2P スラブ 上りすぎて最終ピッチのクラックの下まで
3P クラック 前回左から回り込んでしまったので、取り付く。傾斜はあるが ガバホールドがあり
易しい。

。1p目ビレイ点から
午後:「セレクション」 グレード5.8 5ピッチ 吉岡さんリード

1ピッチ目 
吉岡さん、イタタタタッと言いながらも難なく終了。
目は、岩に足をかけ、手をかけ、しばらくブツブツ言いながら、あーでもないこーでもないと
やっていたが、「引っ張ってくださーい」と吉岡さんに懇願し、引き上げられて難なく(?)終了。
吉岡さん、どうやって登ったのだろう?先が思いやられる。
後になってわかったが、ジャミングだそうな。吉岡さんの腕に擦り傷の痕があった。

2ピッチ目 
吉岡さん、スラブは嫌いなんだよなと言いながらも、スイスイ登ってしまった。
目の番。岩の表面をよーくみると、チョークの後が所々に・・シメシメ!そこに指をかけ、足をかけ、
時間をかけてなんとか登りきった。けっこう長いスラブだった。

3ピッチ目 
ここはトラバースをして岩と岩の隙間に入り込み、そこから岩の上に這い上がる。吉岡さんの
真似をして、リュックを岩に押し付け、足を前面の岩につっぱりながら、ズリズリと這い上がった。
これはなかなか楽しい登り方だ。

4ピッチ目
 岩の手前に斜めに生えてくれている松の木を足場に、岩に飛び移り、さてその後は?吉岡さんは
簡単そうに登っていたので、ぼーっと見ていたのがいけなかった。どこをどう登っていたのか
思い出せない。右の方のクラックはちょっと遠くて届かず。左のスラブはかなり傾斜があり、
手も足も出ない。しばらくモソモソやっていたが、やむを得ず、「ヒッパッテクダサーイ」。
ロープに頼りながら、さらにヌンチャクも使い、大インチキをして、その場をクリア。
そのあとのフレークの部分は、無我夢中で登りきった。

5ピッチ目
 当初は、一旦降りてトラバースし、6ピッチ目で終了点のはずだったが、やはりトラバースが
怖そうなので5ピッチ目で終了点へ向かう。ここはガバガバだらけなのであっという間に終了。

下降は、懸垂せずに、頂上の岩をまいて第三岩峰と第二岩峰のコルを通って降りた。

今回は久しぶりの岩で、かなり気合が入っていたため、セレクションが完登できなかったのは
とても残念であった。今回の課題をしっかり練習して、次はクリアしたい。

0 件のコメント:

コメントを投稿