出合の大滝2段60m全景 | |
丹沢は近いので朝発です。 小川谷方面の林道分岐からユーシン方面へ。 ゲート前の広場に駐車、数台駐車あり、釣りor沢? 林道をてくてく歩きます、青崩トンネルは通行止めですが 工事の車は通過しています。数年以内に開通するんでしょうか? 玄倉川に下降してしばらくいくとモチコシ方面に入る裸山沢へ モチコシ沢出合いの少し手前で準備。 | |
大滝下部 さて、いきなり大滝2段60mです。 今日はフル装備、そしてタワシです。 このタワシ一番出番が多かった装備です。 合羽を着て準備完了。 下段は吉岡さんトップ、水流左を登ります。 いきなりゴシゴシ、ぬめっているようすがよくわかります。 慎重に少しずつ登らざるを得ません。 中間テラスにあがりセカンドの平石もタワシでゴシゴシ。 石鹸を握っているかのようなホールド。 石鹸の上にのっかているかのようなスタンス。 次の一手を取る前にゴシゴシやらないと痛い目にあいそうでした。 | 大滝上段 上段は平石トップ、下段よりかはまだましかと思いましたが あんまり変わらない?滑りになれた、いやぜんぜん。 テラスから水流左をピナクル目指してのぼり、 そこから更に左側の壁沿いがルート ピナクルまではまずまず。その先が意外と悪くて 滑らないでねと祈りを込めて乗り込んだスタンスが今度はボロっと崩れそうに、 え~っ、そりゃないよ~っ、、、 右手のカチと左手のスローパーでなんとか堪えました。 そして落ち口手前が悪くて、信用ならない茶色いスリングが嫌らしそうに垂れてます。 はい、自分のスリングを垂らしてA0したのは言うまでもありません。。 このピッチ、ハーケン1枚、カム1つ使用しました。 もちろんタワシ君も大活躍。 結構時間かかりました、なにぶん躊躇しまくりで。。 |
大滝上段 上部 | 大滝上段落ち口 |
沖の悪場 12m 大滝すぐ上の12m滝はわりとさらりと通過、 その後小ゴルジュや小滝が連続しますがどれもほとんど直登可能な滝です。 そして第二関門、「沖の悪場」。 まったく昔の人は嫌な名前をつけたものです。 こっちが本流?というかんじで3mのほぼ垂直スラブの滝が右側から入ります。 ホールドスタンス何もないじゃん。 申し訳なさげにリングボルトが2つぶる下がってます。 人工?でも遡行図には容易って書いてあるぞ。 で、吉岡さんが草つきにスリング巻いて支点を取って突破。 ああ、これが「容易」って表現なんだって感心しました(うそ) すぐ上に12mの滝。 吉岡さんトップで取り付く、右行って左行って右行ってで草つき というルート取り。短いながらもピリリとした いや、ドロドロになりました。 セカンドなので一手デッドで取ってしまった、反省。 | 最後18mの滝。 平石トップ、テカテカ光ってます、みるからに滑りそう。 右から入って左へトラバースで落ち口まで左側 途中までは順調、あっさり終わるかと思ったら |
最後の落ち口手前の数mが一歩も足がでなくなってしまい 悪い体勢でアングル1つ打とうと思ったら、 無常にもいい音たてて落ちていきました。 (アングルはいい音しますよ。) 気を取り直して軟鉄ハーケンを打ち、 顔を引きつらせながらフリクションを信じて慎重に落ち口へ。 またまた時間がかかっちゃいました、反省。 吉岡さんにすぐ上がってきてもらい とりあえず悪場は終了。 | 15:30モチコシの頭 到着 |
しばらく小滝がありましたが その後は源頭の雰囲気、やがて水流がなくなり,丹沢独特のザラザラの詰めで尾根に上がり、左に折れてすぐモチコシの頭。 東沢の乗越~東沢~小川谷林道という同角沢の時と同じ帰路をとったと思ったのですが、行けども東沢の乗越が出てこない。 気がつくと「ドーカク尾根」の看板。 小川谷出合いまで行けるようなことが書いてあり、GPSと地図で現在位置を確認しつつ尾根を下る。 そういえば水筒が空っぽでした、反省。 テープをたどっていくと、やがて金網の柵が出てきて気がついたら柵の内側?捕まっちゃったの? 有刺鉄線に気をつけて何度か柵を越えをしたり。 柵の扉を開け閉めして降りていくと顕著な仕事道に合流し、しばらくしたら女郎小屋沢の出合いに到着。 昔の登山道だったのでしょうか? (牧野さんの古い丹沢の地図で確認したいです。) 後は林道をもどって車まで。 とおまけつきではありましたが、 念願のモチコシ沢を完全遡行できました。 |
2009年6月20日土曜日
丹沢 玄倉川 モチコシ沢 沢登り
6月20日(土)晴 吉岡、平石
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