2008年8月17日日曜日

二子山 西岳 中央稜


8月17日 
吉岡(記)、牧野



JR八王子 6時出発 圏央道経由関越花園IC
天気は八王子から小雨、関越を走る間も降り続き、見える山は雲で被われ絶望的だった。
秩父市周辺で道に迷う(GPS設定の間違いで惑わされた)
RT299から林道に入る15分くらい手前で民家の火災があり、足止めをくい、解除まで待機する。



RT299を離れ林道に入ると 濃い霧で視界が悪い。今日の岩は石灰岩で滲みだしと小雨の影響で最悪の条件だろう。

股峠から ローソク岩まで上がり、少し岩壁沿いに降りて中央稜の取り付きに出る。

1P目 ルンゼの草付きの岩は濡れてツルツルする。石灰岩特有のガッチリしたホールドを頼りに直上、太いスリングの残置から右に這い上がり、バンドを右に辿りテラス着。

2P目 オリジナルルートの凹角は右壁が濡れて黒くなっている。その左の白いリッジ状に短い間隔でペツルのボルトが3本見える。岩はまだ乾いているので快適。10m位上った所でリッジを右にまたいで小ルンゼのテラスにでる。そこからまたリッジに上り返し直上すると、ハングに頭をおさえられたバンドにでる。少し左にバンドを行きビレーポイント。
その上に核心のクラックが見える。濡れていて滑りそう。

3P目 クラックの始まる所は、大きく開いていて濡れている。腰辺りまでクラックに入り込み、左右の岩を使ってクラックの淵に立ちこむ。後は残置ハーケン、カム、岩の穴にシュリンゲを通すなど、ランニング支点を取れる所全てを使ってA0を多用してずり上がる。最後はジェードル状の所を比較的しっかりしたホールド、スタンスを拾って中央バンドに出る。

この先は、やさしいがランナウトするので敗退をきめる。

下りは 懸垂 50m1回、25m1回で取り付きに戻る。

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