2007年7月1日日曜日

丹沢 同角沢 沢登り
19年7月1日
吉岡、牧野(記)

 道路情報:ユーシンへの林道は、青崩トンネルで人も車も通行止め。トンネル手前(モチコシ沢出合へ)から河原に降り、上り返す。

車は玄倉川と小川谷合流点の車道に駐車し、ユーシンへの林道を行く。3つ目のトンネルが通行止めとの情報どおりで、一旦玄倉川に下り、モチコシ沢出合を左に見て林道に戻る。(ロスタイム・ロス体力だった)6つ目のトンネルを抜けると同角沢出合に着く。

本流に下りるとすぐにF
1、今日は厳しい同角沢ということで楽しみでもあるが緊張している私にはロープが嬉しい。右から上がる。

4三重の滝はクサリを使い、つっぱって腕力で上がる。次のF5不動の滝20mは、最初の難関。左バンドからハング岩をアブミで乗り越え、思い切って水流を通過して右に。そこから草付壁が悪く、フォローでも私はやっとだった。

続く小滝は快適に通過。そして、次の難関、無名の滝
25m。爆水をドドドと落とし威圧的に立ちはだかる。圧倒されしばし観察後、吉岡さん取り付く。左から、水流に打たれながら右のクラックへ移り、上に抜ける。登攀の難しさより水流の迫力との戦いのようだった。

最後の難関、遺言棚までは、途中、本流と大ケヤキ沢を間違え、行きつ戻りつしてしまう。大きなロスタイム。

遺言棚は3段45m、多くの記録では、さほど難しくないとあったが、2段目水流左側は、ザラザラの頼りない草付まじりの壁で、非常に悪かった。ホールドもスタンスも脆く崩れ、信用できるものはない。必死でじりじり上がり、木がつかめた時はホットした。途中、残置ピトンが
1本抜けてしまったと言いつつ、1ヵ所の残置だけでリードした吉岡さんに感謝・感心しながら這い上がった。そして遡行終了。そこから少し登るとすぐ東沢乗越だった。

小川谷経由で、駐車した所にもどる。今回は、心配した天気も、小雨程度で済み、水も冷たくなかったし、厳しくも楽しい遡行だった。
玄倉川、小川谷合流点(6:15)-同角沢出合(8:15)-ダルマ岩(10:30)-名無しの滝(11:27)ー遺言棚(13:45)ー東沢乗越(15:00)-小川谷(1600-16:30)-小川谷車道(17:20)-玄倉川、小川谷合流点(17:50)


不動の滝 20m
シャワークライミング 第1回目
左側のハングをアブミで越え、滝の下をくぐって
右に出てから 核心の泥壁が始まる。
しかし悪いと感じた所には、ハーケンがあり、安心して登る事が出来た。

三重の滝 20m

名無しの滝 25m
シャワークライミング 第2回目
傾斜の強い見映えのする滝。一見躊躇してしまうが、しっかりしたっホールド、スタンスがあり、すっきり登れた。

ダルマ石

ゴルジュの中のチョックストーン 4m

遺言棚 45m

1段目 右側から登り、バンドをトラバースして落ち口へ
2,3段目 流れの左にある草付きのはげたところを登る。一見傾斜も緩く簡単に見えた。ところが、ザラザラした岩のスラブで ホールド、スタンスが少なく、濡れて最悪。
乾いていたら簡単??

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