2013/09/19快晴
同行者;taka
平日に休みの効く還暦過ぎのおじさん二人旅。新宿23:00に待ち合わせ、首都高から東北道を西那須野・塩原ICで下り、桧枝岐・窓明の湯入口の駐車場で仮眠する。
当初、保太橋沢を遡行して御神楽沢に入る予定だったが、厳しそうなので一般登山道を三岩岳避難小屋に登り、窓明山方面に下った湿原から、ミチギノ沢を下る。
下り口の湿原は、事前に見ていた写真よりずいぶん小さかった。笹薮に突入して15分くらいして沢形が現れ、しばらくして左から沢音が聞こえてきて流れに合流する。しだいに水量が多くなるが、難しい所もなく順調に下る。今晩の宿泊予定地1200m付近で適地を探したが、良い所が見つからず砂地の2~3人分の広さにタープを張る。ビバーク場所を探しながら竿を出したが、1匹15cm位のイワナがあがってきただけで放流した。
疲れてしまったので夕まずめの釣りはなし、晩御飯のコンビーフ入りの野菜炒めを肴にビールで乾杯、あとはバーボンで酔いが回る。6時過ぎには寝込んでしまい、目が覚めたらまだ9時を回った所だった。目がさえてしまったので、起きだして焚き火を熾しなおし、バーボンを飲んでのんびりする。満月で星はかすんでしまっていた。
2013/09/20快晴
朝は、ご飯に味噌汁と佃煮で済ませ、7時過ぎに出発する。
緩い流れがしばらく続くとゴルジュ帯にはいる。大きな釜を持った滝が続き、高捲きを余儀なくされるが、途中2回ケンスイで下ったが、先に進めずに登り返した。今回の山場は、下りのミチギ沢にあったと思う。
途中、お助け紐が下がっている所でロープにブル下がりトラバースする時、上部に引っかかっていた大きな浮石が数個落下してきて、危うく石を抱えて沈没するところだった。右の手足に打撲だけで済んだのは幸いだった。
3時間強かかって、やっと御神楽沢出合に到着する。↓
出合の上流は明るい大きな淵となっていたが簡単に通過できた。
御神楽沢出合から上流を見る |
中流部は、幅広のスールの大きな滝が連続するが直登しながら越えていく。
畳岩 |
予定通り、1300mあたりに幕営適地を見つけタープを張る。今日も幕営地手前の大きな滝つぼに4匹位のイワナを見つけ、テンカラを振るとすぐに1匹がかかった。他のを狙って毛鉤を打ち込むが、浮き上がって来てもすぐ離れてしまい1匹のみに終わった。
晩御飯はケンミン焼きビーフン、海藻サラダと棒ラーメン、それとイワナで日本酒、ビール、バーボンを楽しむ。昨夜と同じで暗くなる頃寝てしまい9時過ぎに目を覚ましバーボンを飲んでから寝なおした。
2013/09/21曇りのち快晴
朝方雲が出ていたがしばらくすると晴れあがり 今日も快晴。天気予報通り毎日晴れて気持ちが良い。
幅広のナメ滝 |
3m、3mの滝を越ししばらく登ると10m直瀑に着く。事前の情報通り、水流左のルンゼから最短ルートで上部に出る。
そのうえでムジナクボ沢が左から合流
逆くの字の滝はゴルジュになり突破が難しそうだったが、上段は水流右のカンテ状が登れた。
すぐ上にあった5~6mの滝は高捲く。
逆くの字の滝 |
逆くの字の滝を越すと現れる直登不能の滝 |
高橋さん泳ぎま~す |
後は、GPSを頼りに詰めあがり(もっと長く感じた)、15分のヤブコギをこなして稜線の草原に飛び出す。
駒の小屋でビールを仕入れ、天気と御神楽沢にカンパーイ!!!
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