2009年8月15日土曜日

奥秩父 滝川つり橋小屋周辺 

                            8月15日                                                               吉岡 
平日休みを使って奥秩父の滝川本流つり橋小屋近くで、竿振り&焚き火の起こし方&ナンの焼き方の練習に行ってきました。
また良く分からなかったGPSのナビの使い方を教えてもらったので実践してみました、

さすがに今日は誰にも会わず、のんびりと楽しめました。また色々盛りだくさんの事をしたので充実した一日になりました。

つり橋小屋のすぐ上流にある「熊穴沢」(小さい枝沢)を少し釣り上がってみました。
以前行った時に釣れたので、人もいないことだし・・・やっぱりいました。

ネットでみた「焚き火の起こし方」を参考に 効率の良い火のおこし方を
実践してみました。
まず、小さい枝から太いものまで 5種類に分けて枯れ木を集めます。
写真は4種類ですが、太い木はすでに前の人が置いていったものがあったので別に置いてあります。

ガムテープを10cm位切って 輪っかにした物に
火をつけて燃え上がったところに一番小さな枝を
その上におきます。

一分位してすぐ次の太さの枝を乗せます。

煙が出ている程度のうちにまた次のサイズの枝を乗せます

次の枝を乗せます

一番太いものを乗せるまで約5分くらいで終わります。そのうち炎を上げて燃え出します。
驚くほど簡単でした。

次はナンの素を練ります

濡れタオルをかぶせて暖かい焚き火で寝かせます。発酵するまで約1時間待つ間に釣りです。

今度は本流を釣り上がります。アタリはあるんですがなかなか針がかりしません。やっと釣れたのが
10cm位のチビ岩魚でした。

1時間して戻ってくると、木はほとんど燃え尽きていました。
ナンを焼くので少し薪を追加します。

フライパンで焼きます。

ナンの横でクッカーを使ってカレーを温めます。

冷やしておいたビールを取り出し いただきま~す。

上信越国境 魚野川本流 沢登り

                8月13~15日                                                 吉岡、隅田、堀口、平石 
8/12(水)
21:00 飯能駅集合
関越で塩沢石打ICへ、途中土樽PAで割引適用させるため時間調整してICを出る。
野沢温泉に向かう国道のコンビにで朝飯など調達。
豪雪で有名な津南を抜け栄村、秋山郷へ
2:00 切明温泉、雄川閣駐車場着、ちょっとだけ流星群が見えた。

入山 切明温泉 雄川閣 駐車場

渋沢ダム
8/13(木)
2時間ちょっと仮眠して出発準備。
6:40 切明温泉、雄川閣駐車場発

6:45 水平歩道入口

つり橋を渡り九十九折の急登が始まる、200mくらい高度を上げ汗だく。
7:45 急登上 ここから水平歩道

最後に長いトンネルを抜けると渋沢ダムに到着、沢支度をする。
9:50 渋沢ダム着

入渓

千沢合流
渋沢にかかるつり橋を渡り
野反湖に向かう登山道をしばらく行くと
左に朽ちた小屋がありその先右手にテープがある踏み跡を辿ると
フィックスロープが垂れ下がっていて、入渓となる。
10:40 入渓

いきなり渡渉、水量は股下といった感じで流れは速い。
スクラム組んで幾度となく右へ左へ。
11:20 千沢出合

野反湖から流れ込んでくる千沢出合を過ぎると、桂カマチ。
浅い底を拾って進めば問題なし、右手に桂ゼン、水量が多い。
11:30 桂カマチ通過

桂カマチ

ゴルジュ(捲き)
桂カマチは股下の水位で記録写真で見たよりかなり水量が多い。続いて現れたゴルジュは、巻き道を使う。

井戸沢出合= 井戸沢が滝となって合流している。

井戸沢出合の急流を左岸側の岩の上から対岸に向かって飛び込んで渡る
淵の左岸を高巻いて沢に戻ると井戸沢手前。
水量が多く早い、一旦は高巻き道を探すが厳しいので
戻って吉岡さんが流れの少ないところへ飛び込んで対岸へ
先に全員のザックを渡してから各自飛び込んで渡る。
14:00 井戸沢手前の渡渉完了

15:15 高沢出合

大ゼンは倒木がかかる、左岸にフィックスあり苦労せず巻いた。
15:25 大ゼン

1日目幕場(写真は翌朝)
15:45 幕場
焚き火を起こしている最中に雨が降り出し、土砂降りに。。
焚き火はあきらめタープの下で夕食の準備&宴会
夜は小降りに、寝不足&疲労で熟睡。


8/14(金)
雨は止み、晴れ模様。


ナマリ岩

7:30 幕場
出発してすぐナマリ岩に到着

8:00 ナマリ岩
快適そうな幕場がありデポ網あり。


8:20 黒沢出合
黒沢を右に見る。

このあたりから雰囲気のよい感じ
吉岡さん竿を出し釣りあがっていく、釣果は1匹でした。

岩魚をゲット

カギトリゼン

10:25 カギトリゼン
ロープを出し、水流左をフリクションを利かせて登る。
スタンス、ホールドはそれなりにあります。

カギトリゼン 水流脇を登る

11:00 イワスゴゼン
左岸を軽く巻く。

11:10 スリバチゼン
右岸にフィックスがぶら下がっていて振り子っぽく登る。
細かいスタンスホールド拾えばヘツリも可能。
ヌメヌメなのでタワシを借りてちょっとへつってみた、なかなか面白かった。

11:25 ヘリトリゼン
左岸から巻く。


11:40 奥ゼン沢出合

燕ゼン



下降に使われたり、野反湖方面に戻る場合に使う小ゼン沢
一見本流に見えるが、直角に入っているツバクロゼンが本流。
左岸にフィックス有り。
12:15 小ゼン沢出合(ツバクロゼン)

庄九朗沢出合

12:45 庄九郎沢出合
志賀高原方面へのエスケープに使えるとのこと

13:00
庄九郎大滝の手前でそうめん休憩
先ほど釣った岩魚を焼いて食べる。
卵をもっていた。

14:20 庄九郎大滝
水量少なければ直登も可能かな。
左岸のルンゼを登りフィックスを使用しつつトラバースして
慎重に巻く。

上ゴート

巨岩帯が現れる、巻き道もありそれを使用して通過。
14:50 上のゴート

ゴートを抜けてしばらくしてぼちぼち幕場探し
ちょうどいい具合で薪も豊富な幕場があり本日の行動終了。
16:10 幕場

まずは焚き火を起こすべく薪をたくさん集める。
焚き火は次第に盛大に、今晩はナンを焼き、ナンカレー
お酒もすすみ、気がつけば23時でした。。
夜中は放射冷却で寒かった。

8/15(土)

7:15 幕場
昨晩の焚き火を復活させてラーメンを食し出発。

さんしょううお 怖い叔父さんに食べられないように


8:40 二俣(北ノ沢、南ノ沢)
幕場あり。北ノ沢へ入る

9:00 追詰の滝

吉岡が迷い込んだ枝沢
何処で間違えたのか? 危ない、あぶない

9:45 上の二俣(赤石沢、中ノ沢)
赤石沢へ入る、吉岡さんが先行していくが途中で見失ってしまう。
足跡も見当たらない。。あれれっ、どこ行っちゃったの??
と心配していたら、後ろからやってきました。一安心!

10:25 上の上の二俣、右の沢へ(樹木に赤ペンキあり)
ここら辺りから傾斜が出てくる。

11:00 また二俣、根曲がり竹が覆いかぶさる方の右へ、
水量が少なくなり、少し急な小さいスラブを木登りで越え
藪漕ぎが始まる、はじめ平石が先頭で皆でくっついて進む。
若い竹はまだいい、茶色っぽい古い竹は硬くて閉口、しかし
足は地について進めたので意外とあっさり抜けられる感じがした。
一旦ぽっかりと開けたところで隅田さんに交代、
上の方から人の声が聞こえ、稜線が近いことがわかる。
更に堀口さんが先頭になって5分くらいで登山道に抜けた。
(藪漕ぎは20~30分くらい)
沢スジが竹で被われ始め、そのうち藪に突入
竹をエキスパンダーを広げるように 押し分け
次の人にその束を託す。

1人10分程度で交代していく。4人中最後だった
私は、出番がなく 助かった~~   (吉岡)~

出た~ 藪から開放

12:00 登山道、着替え等して寺子屋峰へ登り。
途中、今回遡行した方面の谷や山が見渡せ感無量。

12:50 金山沢頭


13:20 寺子屋峰
10分くらいでスキー場に出た
爽やかな感じがして高山植物もありリゾート気分。

花とおじさん達
東舘山の遊歩道へ合流、観光客にまぎれて場違いな4人組み
13:55 高天原リフト乗車(\360)
乗りでがあり、うとうとしてしまった。

14:10 車道
ホテルのレストランでビールで乾杯。
ついでに昼ごはんを食べてタクシーを待つ。

タクシーは呼んでから30分で到着
焼額山スキー場を抜け奥志賀高原、50分くらいで切明温泉へ到着
なんと予想よりもはるかに安い9810円でした。

雄川閣のお風呂に入って出発
合計約50キロの関越渋滞も、流れてくれていたので
無事22時すぎに坂戸駅着。