大同心大滝へ行って参りました。 ガイドブックにはバーチカルの登竜門とあります、結果は如何に。
先日の高温と降雨でしょうか、アイスバーンが多い北沢の林道、 登山道に入ると歩きやすくなる。 赤岳鉱泉に近づき大同心大滝がはっきりしてくると、既に人が登っている。 美濃戸の駐車場の混み具合から人が多いのは予想でき、 順番待ちは仕方ないとあきらめる。
鉱泉の気温は-10度くらい、アイスキャンディーには クライマーが群がりつつありました。 小屋の前で準備して大同心大滝へ、トレースはバッチリで30分ほどで到着。 3パーティ12人の大盛況、左、真中、右すべて満員。 下部は緩く上部は最後6~8Mくらいがバーチカル。 見た目のお初の印象としては大きいですが 綺麗に形成されている感じからか威圧的ではなかった。 ガイドブックだと2ピッチのようですが皆さん50M一発で登ってます。
さて、待つしかありません、しかし何もしないで座って 待っているとだんだん寒くなってきてしまい、落氷よけたり、食べたりお湯を飲 んだりして約1時間半ほど待ちました。で、空いたのは真ん中。
ロープ着けて平石のリードトライ開始です。 本日の装備、えー左手はやっぱりまだ不安があったのでリーシュ有り、 右手はリーシュレスで落下防止紐は今回無し。 もちろんフィフィテンションシステム有り、アイゼンはモノポイントに変更済。 スクリューは10本ぶら下げて出発。
氷にたどり着く前に右手のアックスを滑り落とし、 斜面を滑り落ちていくアックスを走り降りて拾いもう一回仕切りなおしで ウォームアップ完了?
とりあえず傾斜がゆるいところを真中目指して一気に登り 氷が立ち始めたところでスクリューを決めてオブザベ。 最初3Mは足場が有りその後は頑張らないと。。 氷の刺さり具合はちょい硬いくらい。 最初の3~4ピンまではまぁまぁ自分の中ではいい間隔だったんですが その後バーチカル入ってから各駅停車の旅で、 またまた吉岡さんに寒い思いをさせてしまいました。 (実際はちょうど陽があたってポカポカだったようです) 落ち口を気合一発で乗り込み一気に終了点へ、 使用したスクリューは9本、とほほ。 もうちょっと省エネで登らないとですね。
吉岡さんはセカンドでスクリューをいっぱい回収しつつ登り、懸垂で下降。 平石は左側をトップロープでトライ。 左側はステミングが多用できるので易しかった、というか緊張感なし、でもテン ション有り。。吉岡さんのNewバイパーを借りてみたのですが、旧製品より打ち 込みやすいかも。。グリップがgoodです。 次回は左手もリーシュレスかなと、 バイパーのグリップエンドくっつけてアッズをヘッドブランクに変更しようか、 あるいは左手の為に何か買ってあげようかなぁ、、。
大同心大滝を登った感想ですが、 課題は残りましたが完登できて良かったです、満足満足! 一番右が難しそうでした、また皆で行きたいですね。 吉岡さん長時間ビレイありがとうございました! 正月以来の山行でちょっぴり疲れました。
肝心の画像ですが、すみません カメラの設定モードをがマクロ撮影のままで 超ピンボケしかありませんでした。
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